8月初めの高原で出会ったランは とっても地味で
「ラン」と聞いて 思い浮かべる華やかな姿とは かけ離れています。
ミヤマフタバラン *********************************
ラン科 サカネラン属
亜高山帯の 薄暗く湿った林床に咲きます。
全草が 20cmほどと小さいため
もしかしたら、こんなところに いるかも・・ と思っていないと
見落としてしまうかもしれません。
ホザキイチヨウラン *******************************
ラン科 ヤチラン属
5mmほどの 小さな花が 総状に付きます。
葉は 名前にあるように 一枚
オオヤマサギソウ *********************************
ラン科 ツレサギソウ属
山地の湿原や林縁に生えます。
丈は40~60cmで 淡い緑白色の花が多くつくため
緑一色の中でも わりと目立ちます。
ホソバノキソチドリ ******************************
ラン科 ツレサギソウ属
山地の湿原や林縁、日当たりの良い草原に生え
わりとよく見られます。
花は密につき、距は長く 先端は下に湾曲します。
エゾスズラン *************************************
ラン科 カキラン属
今回 出会った中では、一番 ランらしい花の形をしています。
林縁に 多く咲いていました。
地味でも 味のある ラン科のお花たちです。
蛇足ですが +++++++++++++++++++++++++++++
高原を華やかに彩る ヤナギランは
名前に「ラン」とついていても ランの仲間ではなく
アカバナ科のお花です。
他には、ノギランやネバリノギランも。
エゾスズランは今年は咲いたようですが
近隣では見られない花はたくさんありますね。
ご旅行の折にでも見られるといいですね。
緑一色の林床でこんなにも沢山の蘭に出会えて
本当に羨ましい限りですー
蛇足のヤナギラン、お花もきれいですが
ポヤポヤとした花後もなかなか味わいがあって好きなお花です(*^^*)
昨日までの猛暑はおさまったものの・・・
台風の影響で夕方より強い雨が降ってきましたね。
どうぞ、気を付けてお過ごしください。
よく出かける近隣の里山や公園では見られないお花は
出会うとやはり嬉しいです。
特に、予備知識のない 初めての場所や あまり歩いてない場所での出会いは
その嬉しさも倍増ですね。
ヤナギランのポヤポヤ、そうですね、私も好きです。
アカバナとほぼ一緒ですもんね。アカバナの種は毎年見にいくんですすよ。
今日は台風接近のため、涼しかったですね。
どこにも被害が出ないといいですね。
色も地味なラン、けっこう多いですね。
フタバランは葉っぱの時に、
これがそうよと教えてもらいましたが、
咲いたところは見ていません。(^^;)
こんな花なんですねぇ。
小さかったり 目立たない色だったり、地味系のランもなかなかでしょう?
葉っぱのときに教えてもらったなら、二葉がバッチリ確認できましたね。
コフタバラン、ヒメフタバラン、ミヤマフタバラン、タカネフタバラン、アオフタバラン
どれだったんでしょうね。
咲いたところを見たら、教えてね。