昨年のこと
車で時々通る 道の脇に 長い実をたわわにつけた木があるのに気づきました。
「もしかして キササゲかな? お花の頃に確認しにこなくなくちゃ・・。」
と 、そのときは思っていたのに
忘れてしまった。
そんなわけで、実と種を 一足先に 登場させることにしますが
もしかしたら、キササゲではなく アメリカキササゲかもしれません。
ササゲのような実をつけることから キササゲ〈木大角豆〉
ノウゼンカズラ科の 落葉高木で
花、葉、根を乾燥したものを 利尿などの薬用にするとのこと。
実は長さ 30~40cm 幅約5mm
弾けて、種が飛び出そうとしています。
種子は 長さ 8~13mmほどで 薄く
両端に長い毛が付いているため、風に乗って 運ばれていきます。
毛は、冠毛ほど 繊細でも 美しくもないけれど
きっと この実にとっては 都合のいい状態なのでしょうね。
しかし、この実付きのよさはどうでしょう。
おまけに 発芽率が良くて、河原などで繁茂しているとのことです。
今年こそ、忘れずに 花を見に来ることにしましょう。
テイカカズラは
今年は タイミングが悪かったのもあるけれど
毎年 見て歩く場所では 不作でした。
一番下の種子は、このあとすぐに飛んで行ってしまいました。
また 来年
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