いよいよ明日、16日から19日まで行われる予定の、国別対抗戦。
羽生選手が、会場の代々木で、練習をしたようです。 →
その3 (4回転サルコウの成功映像と、 羽生選手のコメントつき)
その4 (4回転トーループの成功映像)
羽生選手、凄すぎる!
何が凄すぎるって、まず、上の動画での、次のコメントです。
「全然燃え尽きていないので。
もう本当に、ここがまた一番大きな舞台だと思いながら、練習してこれたので」
「この大会で、全てを出し切れればいいかな、と思っています。」
・・・誰も、羽生選手が燃え尽きるなんて思っていないと思いますが。(笑)
かなり引き締まった良い表情で、落ち着いてコメントしている羽生選手の姿が見られます。
「ここがまた一番大きな舞台だと思いながら練習してこれた」 と言いきった羽生選手に、相変わらず凄いな、と思った私です。
世界選手権後、1日しか休まずに、練習を積んできたそうです。
テレビ朝日は、もう羽生選手に頭が上がらないのでは・・・ 有難いアスリートですね。
少ししか見られませんでしたが、動きのキレがかなり戻っているような印象です。 4回転サルコウが、すごく美しい!!
何より、羽生選手の、気迫が凄いですね!
羽生選手に関しては、この大会を、お祭りとは決して呼んではいけない気分になりました・・・ (笑)
羽生選手の一言で、お祭りは真剣試合に本当に様変わりしたかのような・・・!! 影響力、恐るべし。
さらに、国別対抗戦の、「当日券情報 」です。
こちら → http://skatingjapan.or.jp/image_data/fck/file/2014_Figure/WTT/15WTT_ticketsinfo0406.pdf
枚数等はわからないので、売り切れるのがどのくらい早いのかも不明ですが、お近くの方はチャンスがあるかも?!
こちらは、少し前に放送された松岡修造さんとのの対談です。
いつ収録されたのかは不明ですが、(髪型からすると国別対抗戦の出場宣言の直後でしょうか?)
羽生選手の、「私から見るとちょっと不思議な、強気すぎる対談」(笑) で、色々思うことがあったのですが、一応ご紹介します。
何が不思議かって、私に言わせれば、羽生選手はもちろん言うまでもなく、フィギュアスケートを長く見ているという松岡修造さんももちろん、4回転時代がバンクーバー五輪後に始まったなんて、きっと本当は全然思ってはいないだろうな、と思えるからです。
バンクーバー以降に4回転時代が始まったみたいに言われちゃうと、さすがに私にはかなりの違和感がありますが…。
本当はもっと長い対談だったと思われ、カットされているので全体がわかりませんが、要するに、盛り上げる目的なのだろうとは思います。
プルシェンコ選手やヤグディン選手が活躍していたソルトレイク五輪の頃は、4回転で転倒したら、表彰台は無理な時代でした。
本田武史さんは、ソルトレイク五輪で、フリーで4回転を着氷はしていて、でもちょっと「ステップアウトした」、それだけで総合4位になってメダルを逃してしまいました。
転倒したらもちろん、4回転を成功したなどとは認められなかったのです。
やはり採点制度が変わって、転倒しても今は得点が入るからこそ、挑戦者が増えたのだと思いますし・・・。
それに、「スケート靴の進化の影響」というのは、ものすごく大きいと私は聞いています。
練習で・・・というのなら、本田さんも当時、アクセル以外の5種類の4回転が跳べていたと聞いているし、試合本番でも2種類を3回成功させています。
バンクーバー五輪前の大怪我前、高橋大輔選手も4回転が跳べていたし、
鉄壁の成功率だったプルシェンコ選手もそうですが、みんな、怪我により4回転が跳べなくなっていった だけ です。
理論が確立されてきた、というのはその通りだろうと思います。
羽生選手は将来、その4回転の理論に 貢献していく気がします。
羽生選手がその時代の選手たちと比べても、飛びぬけて凄いのは、その技術力・ジャンプ力に加えて、美しさや柔軟性、ソルトレイク五輪時代のたくましい男子4回転ジャンパーたちには出来なかったような、驚異の柔軟性を活かした、高度なポジションでのスピンがことごとく出来たり、女子の得意技まで男子でありながら網羅してしまっている、オールラウンドな強さです。
しかし、あまりにも強気すぎるように見えるこの対談は、
なんか、逆の意味で、バンクーバー五輪の頃に、「4回転なんかいらない」 発言を堂々としちゃった、かつてのパトリック・チャン選手を思い出してしまいました。(笑)
羽生選手、かなり自分を鼓舞しているのかな・・・と思いました。
今シーズン始まる前は、マスコミに「4回転ループ投入か?!」って煽られても、煽られないように、かなり現実的な、慎重な発言を繰り返していたと思うので・・・
と、思っていたら、最新のものと思われるインタビューでは、かなり現実的な発言になっていて、ちょっとホッとしたような。(笑)
こちら → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000039-asahi-spo
ピークがずれたと言っていますが、私から見ると、羽生選手は怪我や手術前は、ピークなんかともほぼ関係なく、いつも4回転トーループは成功させていた状態だったと思うので、
(2011年以降は、失敗した姿を見た記憶の方が殆どないと言っていいくらいです。 少なくとも、不安に思いながら見た記憶もない。)
やはりそれだけ、お腹の手術は大きく影響していたのだと思います。
質問者に、「フィギュアスケートには芸能的な側面もある」って聞かれていますけど、「芸術」じゃなくて、「芸能」?(笑)
「芸能」って言われちゃうと、やはり、「アスリートは芸能人じゃありません。」って答えになるでしょうね。
多方面に気を配り、配慮しながら発言する羽生選手は、本当に本当に大変だなと思うと同時に、
それをも乗り越えていこうとする強さというか、意欲というか、そこが本当に凄いなと思います。
この責任感の強さや覚悟を、周りの大人たちこそが見習わなければならないのではないかと、いつも思うのですが・・・。
最後に、引退後の人生についても答えています。
入院中に、きっと色々と考えたのでしょう・・・
何はさておき、上の動画のような、こんな対談をテレビ朝日がわざわざ、この熱い二人にさせた目的はというと、やはり、
「皆さん、お願いですから、国別対抗戦を盛り上げて!!」 ―――――という一言に尽きるのかな、と、勝手に要約・解釈してみました。
と、いうわけで。
大変だ大変だ~!国別対抗戦が、大変だ~!
行く先々で異常気象を巻き起こすとの噂の松岡修造さんと、
その熱さで周囲をも燃やし尽くすとの噂の羽生選手が、二人とも出てくるだなんて、
前代未聞の、夏みたいな異常気象が、代々木に起こったら、どうするんだ~~~!! (← 盛り上げたつもり)
羽生選手の国別対抗戦出場で、一番助かったのはきっと、「西川の高級オーダーメイド フトン」 でしょうね。
悔しさを上手にぶつける場所ができた羽生選手によって、毎晩のように オー! ダー! とか叫ばれながら、フットンばされることなく、済んだだろうと思うので・・・
(注: 織田さんを呼んだわけじゃ、ありません。) ( ↑ 華麗にスベッたつもり )
羽生選手におかれましては、どんなに滑るのが大好きでも、別に滑らなくても良い場所 (たとえばキス&クライ 応援席等)で、
こんな風に (↑) 無理にスベりすぎたりなさいませぬよう・・・ どうぞ、教訓に 活かして頂ければ・・・ (笑)
羽生選手! 頑張れ!!
納得のいく演技で、今シーズンを明るい気持ちで終えることが出来ますように・・・!!
「オペラ座の怪人」軍団の 無良選手も、村上佳菜子選手も、
そして、オペラ座は関係ない(笑)、宮原知子選手も、それぞれが満足できる、ベストな演技が出来ますように・・・!!