オニノゲシ(鬼野罌粟)
<キク科ノゲシ属>
明治時代にヨーロッパから入ってきた帰化植物。
ノゲシと異なり、晩秋まで咲き葉のふちのとげは鋭く
触ると痛いほどだ。
私が見たのは丈はそんなに大きくはなかったが、
本来はノゲシより丈高く大形になる。
葉は堅く光沢があり、
ふちの棘は多数の鋭いとげで
全体的に荒々しい感じ。
黄色い頭花は径2センチほどで、
舌状花でできていて、
ノゲシより細い。
ノゲシは茎を抱く葉の基部が後方に三角形に張り出すが、
本種は丸く下向きに巻く。
オニノノゲシは葉が深く茎を抱き、
葉よりも後ろの部分は下向きに伸びて巻く。
葉の縁の棘が鋭い。
全国の道端や荒れ地などに自生する。
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