余命・・・1~2ヶ月。不治の病で「ああもう奇跡も起こらんな」と言う瀬戸際まで来た二十歳の青年。せっかくなので遣り残したことを片付けようと、好きだった女性に告白に・・・もう主婦なんだが・・・途中、通り魔に合い左腕をナイフで刺されながらも、靴屋のワゴンに山積みされた靴で撃退。んできっちり告白を済ませて姿を消す・・・それから20年、とある兄妹のお話。兄は一目ぼれした大学の同級生にひたすら告白を続け「公認ストーカー」としてめでたく付きまとうことを許され?妹は引きこもり生活を抜け出した後の靴屋のバイトで、毎日靴を買って帰る「ハンサム星から来たハンサム丸」とお近づきになり?そんな二組の微妙な男女関係は果たしてどこへ向かう・・・・とか言うお話だったと思います。
作者の名前は「にんげん にんげん」では無く「いるま ひとま」と読むらしい。最近映画化された「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の原作小説の作者らしい。んで、ライトノベルの人らしい。と言うことはこれもライトノベルというやつですか?定義が良くわからんのだが・・・そんなことはさておいて、ひたすら馬鹿っぽいコメディーは三木聡と宮藤 官九郎の映画をミックスしたみたいだなあ・・・とか個人的な感想も起き上がりつつ、とりあえずはかなり楽しかった。後に残るのはな~んの意味も無くただただ爽快感と言うのが潔い。ライトノベルって面白いのか?おっさんが読んでも良いのか?馬鹿でポジティブな兄が特に秀逸です。「嘘つき・・」も機会があれば・・・どうするか?
面白かったです。
2011.0221追記:あ・・・人間人間じゃなくて入間人間だったのね・・・