この雨は9時頃に止みましたので、10時頃に自宅周辺へ散歩に出かけると
稲の収穫が殆んど終り、田んぼが既に耕されている農道を歩いていると
農道の土手で、人知れずにひっそりと「ノコンギク」らしき花が纏まって
咲いているのに気が付きましたが、「ノコンギク」と「ヨメナ」は
葉の形や花の色形まで大変よく似ていて、生育場所も良く似ているので
はっきりとした両者の違いは、葉の両面に毛が有るのが「ノコンギク」で
ほぼ無毛の「ヨメナ」とは、異なっていると云われていますが
毛が余り目立た無くて区別が難しく、そして花が咲いた後に出来る種に
綿毛が有るのが「ノコンギク」で、「ヨメナ」の種には冠毛が無いと聞いていますが
まだ花が咲いている状態なので、はっきりと区別が出来ないものの
爺やが見た限り、この花は「ノコンギク」ではないかと思いましたが
「ノコンギク」は、本州から四国、九州地方の日当たりのよい野原や
土手、山地等に自生しているキク科シオン属の多年草と云われ
茎の高さは約50cm程で、葉の両面には粗い毛が有るザラザラし広披針形で
縁には疎らに大きな鋸歯が有り、8月~11月頃に成ると茎頂に散房花序を付けて
花の周辺は淡紫色から紫色をした径2.5cm位の舌状花で、中央部には黄色の
管状花から成る花を数輪 咲かせ、名前は「野原等に咲く紺色の菊」から付けられたそうです
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