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オオバコ科の「ジギタリス」は、釣鐘状の花を
下向きに穂状に付けて、すらっと花茎を
伸ばした姿は優雅に見えるので
洋風ガーデンで人気が有って、ヨーロッパや
北東アフリカから西アジアにかけて
凡そ19種の仲間が分布する毎年咲く多年草
もしくは花後に枯れる二年草として扱われ
中でも広く普及しているのは
「ジギタリス・プルプレア」と云う品種と云われ
単に「ジギタリス」と云えばプルプレア種を指し
全草に毒性が有るので取扱いに注意が必要で有り
昔は強心利尿薬を作る為に、薬草として
栽培されていましたが、現在ではもっぱら
花壇植え等の観賞用の花として利用されていて
日本へは明治時代に渡来したと云われ
本来は宿根草ですが、耐暑性が弱くて
暖地では半日陰に植えても、夏に枯死する事が多い為
多くは二年草として扱われていて、春の季節に成ると
ぐんぐん茎を伸ばして、上へ上へと伸び続けて
分枝しないまま、高さ1m位迄に成り
初夏の季節に成ると、長さ30cm~50cm位の
花穂を出して、筒状で先端が浅く切れ込んだ
釣鐘の形をした沢山の花を穂状に咲かせ
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像6枚)・・・
この「ジキタリス」は別名では「キツネノテブクロ」とも呼ばれて
長い花穂にびっしりと花を咲かせる花姿が魅力的で有り、花穂の下側から上へと順々に花を咲かせて行き
草丈もあるので初夏の主役花として、ポイントになる花壇の後方に植えられる事が多く
爺やが6月初めに訪れた公園でも、花壇の後ろの方に植えられていました
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