今年も後3週間余で終わりを告げて、新しい年「令和7年」のお正月を迎える頃と成りましたが
お世話になった人に贈り物をおくる習慣として、日本で広く親しまれているものに
「お中元」と「お歳暮」が有って、「日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを込めて
贈り物をする」という意味合いでは、「お中元」と「お歳暮」は同じなのですが
「お中元」は、お世話になった人に日頃の感謝を込めて贈る夏のご挨拶で有り
「中元」とは、元々は道教の習俗のひとつで旧暦の7月15日の事を云い
この日に行われていた祭りに、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が混ざって
祖先の霊を供養する日とされる様に成り、江戸時代以降は「盆」のお礼として
親類やお世話に成った人に贈り物をする習慣へと発展して、現在の様な「お中元」の形に成り
もう一方の「お歳暮」は、日頃お世話に成っている方々に対しての
1年の締め括りにお礼の気持ちとして贈るもので、この起源は江戸時代迄遡り
毎年2回の盆と暮れの時期に、長屋の大家さんや取引先に対して「日頃お世話になっています
これからも宜しくお願いします」と云う意味を込めて、店子や商人が贈り物を持参したのが
始まりの1つで、これが商習慣と結び付いて現在の様な形に成ったと云われていますが
昨日の夕方に四国・香川県在住の爺やの50年来の友人から、本場・讃岐の「きつねうどん」や
「焼きうどん」、「カレーうどん」、「ぶっかけうどん」、「天ぷらうどん」等6種類が袋に入った
段ボール箱と香川県生まれのオリジナル「みかん」で、果皮・果肉共に紅色が特徴で
糖度の高い「さぬき紅」みかんと、香川県農業試験場が特に糖度の高い品種を選抜して
育成した大形のキウイフルーツ「香緑」が一緒に入った箱がお歳暮で届きましたので
届いた段ボール箱を仏壇の前へお供えをした後に、早速友人へ電話を入れて
最初にお礼を伝えた後に、お互い家族の近況報告等話し合ってから電話を切りましたが
お供えした後は冷蔵庫へ保管して、食べ頃を迎えたらフルーツを家族で分け合って食べる予定です
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます