私は子供の時から大好きなお菓子があります。
実家にいたころは近所のおばさんに頼んで作ってもらっていました。
「豆しとぎ」といいます。
豆しとぎは、茹でた青大豆をすり潰し、砂糖と上新粉 (米粉)を加えて練り上げたお菓子です。
そのまま食べてもいいですし、サッと炙って食べてもおいしいです。 ※生菓子なので日持ちはしません。
青豆のつぶしかげん、砂糖の量で全然違うものになります。
私は近所のおばさんの豆しとぎが大好きで、今の時期に母が頼んで作ってもらっていました。
八戸に来たらお店で売っているではありませんか。
でも好みのものを探していろんなお店を回ったものでした。
あるとき見つけたのです。私に劣らず豆しとぎの好きな娘が探してくれました。
隣町のおばあさんが作っているというのを食べてびっくりしました。
私の好みなのです。
それからは機会があると買って冷凍していました。
3月いっぱいぐらいで作るのをやめてしまいます。
八戸の駅近くのお店にあるのですが、そろそろ行ってみましょうと思っていたら、今日友達が買って来てくれました。
板かまぼこぐらいの大きさです。
盛岡名物の豆銀糖をご存知の方はそれに少し似ています。
私の好きなこの品はまめがあまり潰れていなくて、甘さも少ないです。
5本いただいたので4本は冷凍しました。
私のおやつはしばらくこの豆しとぎが続きます。
青森県南部地方にしかないものらしいです。
今では作り方の講習会などもあり、レシピも出ていますが、作る気持ちはありません。
変でしょう。自分で好みのものを作ったらいいと思うけれど、やはりプロでなければ・・・