恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
母娘の確執が消えた反省の功徳
先の続き・・・
この母と娘の場合は、
互いになぜ自分は親にそむいて親をいじめるのかとか、
なぜこの子にいじめられるのかとか、
それぞれの自覚がなかったのでした。
ところが反省して、
お母さんはこの子に上に思いをいたし、
この子は辛かっただろうと懺悔した時、
わるいことをしたという思いに目覚めてきたのです。
一方、娘さんのほうもお母さんに手をつかれ詫びられたら、
いっぺんに心が開かれ、
地獄の毎日がたちまち極楽の世界となってしまったのです。
これこそは反省の功徳と言えるものです。