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お嬢ヘアでアート鑑賞

2011-02-19 22:42:00 | アート

▲ヒヨドリの水浴び@太田黒公園
 木陰でヒヨドリたちが池に飛び込んでいは身づくろいしていた。暦の上では春とはいえ、まだ2月である(暗いのでブレブレ~)

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 午後会社に行かねばならない。それまで何をしようかと考えて、六本木へ行くことにした。
 国立新美術館の「シュルレアリスム展」である。マグリットのポスターのアレである。
 で、結論から言うと…

 「そうだったね、シュルレアリスムって思想というか、哲学だったんだよね…」



 単純にマグリットとかダリが好き!ってだけで行くと火傷します(笑)。
 本格的にシュルレアリスムに取り組んでくれちゃっている。アンドレ・ブルトン(シュルレアリスムの父)様々だな。むしろ「アンドレ・ブルトンとシュルレアリスム展」といったほうがよかったかも~。
 ちなみに、アンドレ・ブルトンとは、パリ留学中の岡本太郎の作品「悲しき腕」を見て絶賛した人である。
 なんでも昨日が誕生日だったからって、今日までちょっとしたサービスがあったらしい。

 まぁ、私としてはマグリットの作品を5点も見れたことだし、ポール・デルヴォーも1点出点されていてよかった~。



 思ったより時間がかかったので、ウインドーショッピングもせずに会社に向かう。でも私がチェックしなければいけないページというのはまだ出ていなくて、待ち~。
 だったらもうちょっと遊んで来ればよかったと、ちょっと残念。せっかく今日は久々の縦ロールがばっちり決まっていたのにな。もう、チョコクロ@サンマルクが髪の先に付いたみたいに(笑)。

 昨今、ゆるふわカールが流行っているが、私がそんなヘアスタイルをしていたのは高校のころである。毎晩、カーラーを巻いて寝ていた賜物である。
 どうもカーラーとは相性がいいらしい。

 そうこうしているうちにチェックを終えて撤収。


 駅前の豆乳ドーナツ屋さんでじゃんけんしたら勝ったので、1個余計にゲットする。
 フフンっていい気持になっていたら、後ろから来たオッサンに暴言を吐かれて少々下がる。
 なんでその瞬間に対応できないんだろうな。あとからは怒りにまかせた啖呵ばかり出てくるのに…。

 いじめられっこだったから、そういう部分には敏感に反応してしまうのだよ。明らかなトラウマか…。
 個人的には殺人犯より、そうやって日常的に暴言を吐く人がいない世の中になってほしいものである。



 そして、ダイスケ優勝おめでとう! 羽生くんも4回転を決めてばっちりさ。


今年の計画 アート編

2011-01-10 21:10:00 | アート
 
▲氷温の信濃川。川水は直角に二度曲がって下っていく。

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 大晦日に十分できなかった大掃除の続きをしていた3連休。片付けるたびに物を広げてしまうのでちょっと嫌になる(笑)。
 最終日は風の強い寒い晴天。乾燥した風が吹くだけで結構洗濯物が乾くんだよねぇ~。

 昨夜、お財布やシステム手帳を入れ替えて、ようやく今年のスケジュールを刻む。
 まずはアート関係。

 今年は東京都美術館がリニューアルのため全面休館となるので、ちょっと「薄い」っていう印象だな。あと、美術館の多くは公立なので、「新年」ではなく「新年度」にならないと先の企画展がオープンにならないという面もある。
 とりあえず今年前半はシュルレアリスム展@国立新美術館かな。
  http://www.sur2011.jp/index.html
 大好きなマグリットが来るからね。ダリも人気ありそうだし…。


 で、情報を探している途中に釣り上げたのが「岡本太郎生誕100年」ということ。
 当然川崎の美術館も南青山の記念館も企画展やイベントを打ってきている。国立近代美術館も乗ってきている。
 私はもともと岡本太郎が好きだったし、南青山のアトリエ(現記念館)は私にとってのパワースポットである。
 最近、岡本太郎がまた注目されているような気がするのだが、どうしてだろう。メトロのCMでも出ていたし…(というか、あそこは今は立ち入り禁止で本気で戸田恵梨香がうらやましい)。

 そういえば100年といえばスキーが日本に紹介されてからも100年。そのスキーを太郎が愛していたのは何か縁があったのだろうか…。


 

メナード美術館

2010-12-27 20:26:00 | アート

▲三重芯冠菊先点滅(信州)@長野えびす講煙火大会

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 さて、名古屋に前のりして行ったメナード美術館だが、愛知県の小牧市にある。中京圏および歴史好き以外の人は「それってどこよ」って感じだろうが、名古屋市の左上にあるといえばいいか。
 メナード創業者の出身地が小牧だったらしい。

 どんな壮大な建物なんだろう(イメージとしてはポーラ美術館@箱根)って思って行ったら、意外にも二階建ての小ぢんまりとした建物だった。展示室という小部屋が5つあり、その時々に展示を変えているらしい。
 ちんまりとしていると思ったら、喫茶室やレストランがない。その代わりに提携レストランということで近隣のレストランを紹介している。近所のお菓子屋さんもお土産をどうぞということで紹介している。

 あぁ、地域に根ざそうとしている美術館なんだ…。

 大仰な「芸術」を振りかざすのではなく、創業者夫婦がコツコツ集めてきた美術品を自分の地元で見てもらおうというささやかな理念を感じる(実際の理念はまた別なものなんだろうが)。そういう温かみを感じる美術館って、そうは多くない
 往々にしてそういう地域型美術館は地元の芸術家をフューチャーしがちだが、このメナード美術館は日本における西洋絵画や、近代日本画、印象派以降の近代絵画を収集している。そのラインナップは一流なのだ。そしてその内容も実にバランスが取れている。
 今回、「コレクション名品展」を見に行ったのだが、そのバランス感覚が絶妙だよなって後になって思う。
 メナード美術館

 こういう美術館を地元にもつ小牧市民って幸せだよなぁってしみじみと思う。


 私は大学進学時に新潟を出てきたのだが、東京にいて一番幸せだと思ったのは、「文化」が充実していること。美術館に音楽ホール・ライブハウスがとにかく豊富だと思った。田舎にいるときはあまり認識しなかったが、東京で浴びるように美術館巡りをした上京1、2年目には「なんで美術館が近くになかったんだろう」って本気で思った。
 小千谷の芸術筋といえば、西脇順三郎。彼は詩人として名を成したが、本当は絵描きになろうとしていた(彼の血筋に当たる人が今地元でスケッチを描いているのは何かの因縁だろう)。小千谷に順三郎の絵画は少しはあるが、当時はまとまった展示はしていなかった。
 小千谷の隣の長岡市に「新潟県近代美術館」が開館したのは1993年のこと。私が大学を卒業し、社会人になってからである。当初はエルミタージュ美術展が何年かに分けて開かれていた。

 そんな大げさなものでなくてもいい。もっと気軽に美術品と接する場があればよかったよなぁって今もしみじみと思う。

 ちなみに、泳ぐ芸術品・錦鯉は子どものころから当たり前に見ているので(小千谷は主産地)、一般の人よりは「目」があるのは確かだ。
 結局は環境なんだよね…。


▲スターマイン(信州)@長野えびす講煙火大会


 小牧といえば「小牧・長久手の戦い」である。
 すっかり失念していて、小牧に入った時に山の上に突如城が現れたのには驚いた(近年の建築)。
 もともとは、織田信長が築いた山城だったらしい。


お出かけ前倒し

2010-12-22 22:48:00 | アート



▲大スターマイン@長野えびす講煙火大会
 ♪きのこのっこのこ元気な子♪がスポンサーの花火だけあって、キノコ花火が上がる。下のはキノコ千輪(笑)

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 おぉ、新聞古紙は明日が年内最終かぁ~。これからはすべて「計画的」にやらねば…と行き当たりばったりに思う(笑)

 そして無計画に町に出て、インクジェット用ポストカードを探す。
 写真がきちんと発色するものをって思っていたら、もうほとんどの店で売り切れ状態(=Д=)。そうだよね、みんなもっと前から「計画的」に動いているよね。
 私も手元にだいぶあったのだが(50枚未満)、試し刷りしているうちに足りなくなってしまったのだ…。侮りがたし、年賀状。

 結局最寄駅のカメラ店に残っていた(笑)。昔から幸せの青い鳥は近くにいるものである。


 ということで、ただいま並行して絶賛年賀状出力中。


 いや、なに、明後日行こうと思っていた名古屋に一日早く入ることにしたのだよ。日帰りから1泊コースへの変更。夜はすることがないので、しこしこと年賀状に一言を添えることになる。

 仕事をざっくりと終えて、ちょっと調べ物をしているときに思わぬ「広いもの」をしたのが発端。
 →メナード美術館 http://museum.menard.co.jp/exhibition/ex1005/index.html


 明後日までだったらよかったのに、なんと明日まで。
マグリットが入っていなければ「ふーん」で済むのだが、私はそのマグリットが一番好きだったりするのだよ。行かねばなるまい…。いや、呼ばれているに違いない
 ということであわててホテル予約をするも、さすがに連休とか年末とかではないので、前日でも余裕で取れる。まぁ、ビジネスホテル狙いだから、平日でない方が楽勝である。



 さて、何はともあれ、荷造りせねば…。


 あ、新聞紙も明日朝出すようにまとめないと…。



 ちなみに本来の目的はこれである→
http://www.starlight-revue.com/





▲輪っかの千輪(青木)@長野えびす講煙火大会
 本当は、和火の引きがあっての千輪なのだが、和火は暗くてほとんど映っていない(>Д<)


大雨でもアート

2010-09-23 20:44:00 | アート

▲10号三重芯変化菊@田原祭り五町合同花火大会

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 早朝はまだ雨が降っていなかったと思うが、出掛けるころにはしっかり本降りになっていた。
 そんな中、予告通り「アントワープ王立美術コレクション展」を見に行った。


 http://www.operacity.jp/ag/exh120/

 ベルギー近代美術の殿堂というサブタイトルで、なんといってもマグリットまで来ているのでスキップものなのである。もっともスキップしようものなら、水たまりにはまりそうなので慎重に歩いたが…(笑)
 オペラシティまではバスでGo!
 歩けば歩くだけ足元が濡れるのが容易に想像されるので、いかに歩かないで行けるかを検討してバス路線を選ぶという、妙な力の入り具合。こういう「段取り」に命を懸けてしまうたちである(笑)
 でも確かに車道を走る車が2メートル近い水しぶきを上げてくれるので、これぐらいの用心は必要だよ。

 19世紀末から20世紀中ごろまでのベルギー絵画が来ていたわけだが、ほんの100年の間に画法とかテーマとかが如実に変わっていくのがよくわかる。この100年って絵画においては激動の世界だったのね。
 そんな中、パレットナイフの使い方に目が留まる。昔、私もよくパレットナイフを使って油絵を描いていたが、あれは誰に教わったのだろう。何気なく初めて何気なく使いこなしていたような…。
 パレットナイフを多用するのもこの100年のこと。私もその流れにあったのだろうか(んなわけないが・笑)。

 もっとも今はパレットナイフどころか、刷毛やら板やらなんでもありだけれどね。

 ちなみに初来日のマグリット3点は、図録などで見たことがあるものだった。
 デルヴォーは1作品+スケッチだったが、これは初めて見るものだった。