▲日が暮れて(といっても曇り空だったが)、雪明りが輝きを増す
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長岡の2月といえば…。
美松の「サンキュー祭り」である。異論は認めない。
長岡市民はもちろん、近在からも39円(税別)のシュークリームを求めて行列を作る、アレである。この時期の手土産の定番品となるため、来客の多い家では冷蔵庫に入りきらないシュークリーム攻撃を受けることになる、アレである。
週末の行列はひときわ長く、歩道橋の階段近くまで列が伸びていた。
最後尾からシュークリームゲットまで1時間近くかかってしまった。この日見かけた最多購入者は13箱を抱えていた。シュークリーム130個である。
ちなみにこのシュークリームの賞味期限は購入当日1日限り。
まぁ、実際はもう少しかけて食べることが多いけどさ。
なお、店頭では最初から10個詰めた箱が用意されているが(工場出荷時に箱入りになっている)、実は1個から買うこともできる(購入経験あり)。なので3個でも8個でも好きな数を買うことが可能。その際は、10個入りの箱の中から取り出して紙袋に入れてくるので、あまりやると行列の視線が痛くなる。
なので、99%の人は、10個単位で箱買いをする。
店頭には10個20個30個…と10個単位の価格が消費税込みで表示されているという親切仕様である。
その後は、スーパーで新潟限定イチゴ「越後姫」と、「安田ヨーグルト」をゲットしてコインロッカーに入れる。
そして、バスに乗って、目的地へ…。
ようやく到着「道の駅ながおか花火館」
昼を過ぎていたので、とりあえず昼食を取って施設見学。週末でも込んでいる感はない。ガラ空きではないが、駐車場に止まっている車の数も少々さみしい感じ。
展示に関しては、思ったより薄い内容だった。スクリーンの前で手を上げるしぐさで花火を打ち上げるのは楽しかったが、後はマニアなら知っている情報だから(初心者向けの展示なんだと思う)。せめて筒だけでも実物にできなかったかなぁと思ったり…。
時間的に見られなかったドームシアターも見られれば感想は違ったのかな…。
土産物販売エリアはそれなり人が入っていた。
「道の駅ながおか花火館」だけど、日本酒は長岡エリアだけではなく、ほぼ全県カバーしていたし、長岡市外の名物も販売していた感。夏だったら梨ナスとかナマスウリとか枝豆とかも売るんだろうか…。神楽南蛮の火工品はあったけれど、時期になったら南蛮そのものも売ってほしい気はする。
花火館でも花火グッズを購入したが(かみはなび、すごく迷ったが、自宅に飾るとこが無くて断念)、ここでも長岡花火マーク入りのマスクを購入。今年の長岡花火が開催されるときにキラキラ版を着けて行こう(開催を祈る)。
まぁ、車利用者向けの「道の駅」だからバス便が土日しかないのだが、それも決して多くはない。近隣の県から来る人はいいが、東京から来る人って新幹線利用者が多いだろうから、もうちょっとバス便はあると観光客にはいいんじゃないかなぁと思う。タクシーにしてもひとりではお高くなるので…。
平日は道の駅を通るバスがないんだが、丹念に越後交通の時刻表をチェックすると「喜多町」や、「向陵高校」を通るバスがあるらしいのでその辺りから歩くのなら許容範囲かなぁとも思う。
バスに乗って、もどる。
ふと見ると、屋根付きの場所に空きが…。そこで、待つ。
公式ページをよく読めば、「県民のみ」の入場制限はハイブ長岡への入場と、日曜日のみ開催の子供向けの雪あそび広場のみ。つまり雪花火会場はそういう制約がない。人は当然集まるが密集にはならないと、市側もジャッジしていた。
夕方、火がともされたが、風が強く、炎上するものちらほらする中、打ち上げが始まった。
▲雪だるまでスタート
▲南西の風が強く、打ち上げ位置から流される
▲おそらく一つは木の右側に上がるだろうと思っていたが結局両方とも風に流されて見事に枯れ木にかぶる
▲色の変化に目を見張った八方
▲緑の千輪
▲打ち上げ場所は信濃川に近い河川敷で、見る場所は堤防の内なので、ここからだと大玉でも少し低めに見える
▲カムロは盛大に流されますなぁ
▲彩色千輪の多段打ち
▲そしてフィナーレ
目の前の木が気にはなったが、もう少し右から上がっていたよなぁという経験でこの場所にしたの。が、南西の風は大玉も容易に左に飛ばしていき、見事に枯木に花を咲かせた(※ツイッターでこの画像をそう表現してくださる方がいたので流用。某GLAYERさん、ありがとうございます!!)
昨年は中止。その前の年はパス、そのさらに1年前は直強風中止と、3年ぶりであった。
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