▲シモバシラ@昭和記念公園
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冬の華「シモバシラ」を見に行ってきた。シモバシラはシソ科の植物で10月ごろ、白い花を咲かせる。冬に咲く氷の華である。
シモバシラという植物本体は、冬、表面上は枯れているのだが、生きている根が水分を吸い上げている。その吸い上げた水分が外気に触れて凍てつき、膨張した氷が茎を割って外に出ていく。これがシモバシラの氷の華となる。
相手は氷の華なので、朝が勝負!
昭和記念公園は朝9時半開園。でもシモバシラが見られるところは、表の入口からは一番遠い所。早足でなら20分とのことだが、私はいつも30分以上かかってしまう場所である。なので、わざわざ現場に近い裏口にバスで回って開園を待った。
開園と同時にシモバシラが見られる丘の裏手へ。そこには白い氷の華が沢山待っていた。
▲花の少ないこの時期の朝イチ入場者はかなりの確率でここを目指す
平べったい姿勢になって、写真を撮る。何しろ地際に咲く花であるから。
気が付けば今日もまた膝が泥まみれ。小学生のお子様か、私は(笑)。
少しすると木漏れ日が氷の華に差し込むようになり、急激に溶け始めていく。その頃になって、ようやく表門組と見られる方々が到着。彼らに場所を譲り、移動することにした。
セツブンソウが開花したという情報もあったので、そちらの方にも。
▲移動中に目に入ったボケの花
▲1センチちょっとのセツブンソウの花
いつもは節分の時期に見に行くセツブンソウだが、今年はちょっとフライング。たった5輪ほどだったが、小さな小さな春の花が確かにそこに咲いていた。
▲ロウバイ。この2点は、こもれびの里の入口付近
▲こちらはバーベキューガーデンのロウバイ
園内はまだまだ冬モード。でもロウバイがいい匂いをふりまいていたり、スノードロップが白花を揺らしていたりして、わずかに春の気配を感じることができた。
▲スノードロップ
▲ニホンスイセン
▲クリスマスローズはこの1輪だけ。毎年ここのだけが他より早く咲く。
▲エントランスではチューリップも咲いていた。
今日はひときわ寒かったそうですね。雪はごーぎ降るけれど、そんなに寒くない小千谷でマイナス11度まで行ったとか。
東京は最低気温は新潟とほぼ同じなのですが、陽の光で日中の温度が上がるのが植物にとっての活力になるのでしょう。1月に花が咲くなんて、上京したばかりのときは本当に面食らいました。
うわっ、もう、なんなんやぁ これ。
なんて感じです。寒さはあったとし
ましても、ここまでもう春かなって
雰囲気をもう出しますかぁ(大笑)。