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日曜日は豊田おいでん花火(一部修正)

2013-07-31 01:14:00 | 花火

▲ワイドスターマイン:5基同時打ち「夕映えのヤシ」紅屋青木煙火店

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 日曜日は豊田おいでん祭りのフィナーレとなる花火大会である。ここは協賛席を確保してあるので、あわてる必要はない。11時のチェックアウトギリギリまでホテルでウダウダし(二度寝は至福である)、その後友達の車を駐車場に移動。そこからすぐのところにあるコメダdeコメダる。


▲開幕スターマイン 磯谷煙火店

 コーヒー1杯でねばる迷惑な客ではないので、それなりものをオーダー。
 とりあえずクリームコーヒーをオーダー。ジョッキ(!)になみなみと入ったアイスコーヒーの上に、ジョッキに負けないぐらいの高さのソフトクリームが乗っている。普通のソフトクリームの1.8倍はあろうかという高さである。


▲「とよたの自慢」挙母煙火・豊田煙火
 文字仕掛け、今はあまり見られなくなった気がするが、三河ではまだ健在

 午前中とはいえ、結構暑い。
 冷房の効いている店内であってもソフトクリームは順調溶けていくので、まずはソフトクリームから攻略。しかし、攻略方法を間違えてしまった。
 溶けてきた周りから攻めていたら、コップの縁にのっかているソフトクリーム部分を削ってしまい、結果アイスコーヒーにずぶずぶと沈没していくソフトクリームタワー。質量保存の原則上、沈んだ分の水分(コーヒー)がグラスからあふれてきて、かなりの大惨事となった。
 ここに至って、グラスと一緒に出された皿の意味を知る。あ、沈没させる前にこの皿にソフトクリームを移して食えってことね…。てっきり豆※皿かと思っていたよ(笑)
 ※コメダ珈琲ではドリンクを頼むと自動的に豆菓子が付いてくる

 ちなみにソフトクリームは甘すぎず、くどすぎず、その量を食べられるだけの味であった。


▲「トロピカルアイランド」三遠煙火

 まったりとおしゃべりをしながら昼食タイム。
 人様がサンドイッチをオーダーするのだが、それがね皿の幅いっぱいにサンドイッチが盛られてくるの。ざっと25センチぐらい。元々米食民族なのであんなにいっぱいのパンは食べられない~って思っていたら結構お嬢さんも食べているのね。でもそこに食指は動かず、直径10センチ以上はあろうかというハンバーガーをオーダー第2弾。思ったより重くなくて助かった。
 この頃になると店外まで並んでいる人が出てくるようである。
 しかし花火は19時過ぎスタート。ここでプレッシャーに負けてはいけない。


▲花火師紹介創作花火「ほたるたちのたわむれ」豊田煙火

 実は、店には行った時から気になっていたのだよ、かき氷。
 まぁ、今までの流れからして巨大であることは容易に想像つくだろうけれど、まず食器からして間違っている。あれはどう見てもカレー皿だろう!? そこに高さ15センチぐらいの氷の山をこさえて、蜜をかけて持ってくるのである。中にはさらに先ほどの特大ソフトクリームを付けてオーダーするものもおり。もはや一皿で夏祭りモードである。
 近隣のテーブルでオーダーされるたび、その巨大さに目が釘付け。一人で食べている人もいるけれど、たいていはシェアして食べているようだ。私は頭がキーンとなるタイプなので遠慮。
 それが周りのオーダー第3弾であった。私は普通のカフェオレにしたが…。


▲花火師紹介創作花火「キャンドルナイト」磯谷煙火店
 うん、確かにロウソクだ

 そうこうしているうちにようやく協賛席開放時間となり、日も傾いてきたのでようやく出陣。
 酷暑ではないものの、風が止むと汗がどっとでる。すでにこの頃には大勢の観客が集まりつつあり、土手の裏や道路の端っこにスタンバイしている。
 ここの花火は土手の内側の中央部はほぼ協賛席となる。公的な自由席はその左右に設けられている。

 協賛席は3カ所から入場できるが、豊田大橋脇のセンターが一番混む。
 ここで友達と別れる。席が別なのよね。やや急な階段を下りて橋をくぐって再び階段を上った先が私の席。相変わらず豊田大橋の上にはトイレが鎮座ましましているが、本日の場所からはどうやら画角に入らないので一安心。荷物を置いて、まずは水分補給である。


▲花火紹介創作花火「火花を散らすコマの戦い」田畑煙火店

 名古屋の友人は18時目標に来るという。それまでにめし類をキープして食べてって一旦会場の外に出るが、すでに酷い混雑。ソフトドリンクペットボトルが300円ってぼったくりだ~!
 わざわざ会場から離れたところで150円のペットボトルを買う。さらにその近くでちらしずしと枝豆ゲット。最近、枝豆率がちょっと高い花火ご飯である。
 席に戻って早めの夕食を食べていると、隣の隣で知人が密着取材を受けている。花火界の有名人である。ちなみに隣も私の知り合い、同じ花火鑑賞士である。みんなで花火鑑賞士のお揃いのタオルを首にかけていたら取材の人がそのことに気付いて、こちらにカメラを向けてきた~。

 ちょ、ちょっとまて、汗で髪がペッタリしているしデコはデラデラ汗まみれだし…。いくらその辺りに頓着していないからって、それをカメラに残すのはやめてくれ~。

 ということで「あさイチ!」でお揃いのタオルを掲げた3名が映ったらそれが私です。まぁあくまで取材対象者は私の知人であるからカットされる可能性大だけどね(8/7の放送が怪しいらしい)。


▲「海底を彩る華々」田畑煙火

 そんな騒動の後、友人から「今、駅を出たー」のメール。
 お迎え行動に移る。先ほどよりも混雑は酷く、通常駅から10分ちょっとで来れる花火会場入り口まで30分近くかかりそうな感じであった。警備のオジサンも必死。だけど会場のことをよく把握していないので、観客の質問に答えられない残念。友達を待っている間、軽く案内人のようになるおせっかいな私。
 別に会場に入ってから場所を確認しても全然問題ない場所なんだけれど、どうも入る前に場所を確認したいという人が多い。そもそもチケットと一緒に席表が付いていなかっただろうか…。

 そんな大混雑の中、50センチの距離で電話を寄こしてきた友人と無事ミート。再入場する。
 


▲「ゴールデンボンバー」三遠煙火
 もちろん曲は「女々しくて」でした


 そして開幕、打ち上げ開始。この時期19時過ぎといってもかなり明るい。藍色の空の花火は実は大好物なのだが、ここ豊田は少々明るすぎてもったいない感がありあり。
 スタートに仕掛けとか手筒とかをまとめて、打ち上げ花火はもうちょっと遅くにしてもいい気がするのだけどね

 豊田の花火は、地元の豊田煙火と挙母煙火のほか磯谷煙火、田畑煙火、三遠煙火、太陽堂田村煙火、紅屋青木煙火が打ち上げを担当。かなりの実力者が一堂に集うやたらレベルの高い花火大会と言えよう。そして、いわゆる磯谷ファンが集う花火大会である。
 私は磯谷贔屓ではないからそれほど興奮しているわけではないが、やはり磯谷さんの花火は美しいなぁと素直に思う。だけどちょっとでいいのよね。
 この辺りは個人的背景がいろいろ人によって異なるから何とも言えないだろうけれどね…。


▲日本煙火芸術協会特別作品 10号「昇小花聖礼花」齋木煙火本店
 う、美しい

▲日本煙火芸術協会特別作品 10号「昇曲付松島の夜景」新潟煙火
 松島はまだまだ撮るのに修行が必要だな

 さらに、日本煙火芸術協会の花火も打ち上げられるので、1発1発もしっかりしており、さらにスターマインも各煙火店さんが切磋琢磨して美しくまとめてくる。
 あとはトヨタマネー様様だね。トヨタと社名に入っていなっくても実はグループ会社だったり非常に関連が深かったりして、実は花火スポンサーのトヨタ率はかなり高い。
 


▲「水面に浮かぶ睡蓮の花」磯谷煙火店


 オオダマスキーとしては尺玉はそれほど多くないものの、かなりのレベルのものが見られるのは結構満足度が高い。
 尺がないと不機嫌になるのは新潟系花火好きの悪い癖である(笑)

 あのね、花火って目で見るだけじゃないのだよ。
 目で見る、耳で聞く、鼻で嗅ぐ、腹で感じる…。
 耳で聞くって辺りからして既にマニアックなのか!? しかし知人には発車音でどの煙火店さんか分かるというから、次元が違いすぎる。鼻で嗅ぐって、もちろん煙硝の臭いですよ~。そして腹で感じるというのは衝撃波。大玉花火の衝撃波は安全保安距離の外でも相当なもので、体を突き抜けていく。その時、胃の腑に空間を残しておくと腹で感じることができるのだよね。
 花火大会だからって浮かれて暴飲暴食はいけないのである。
 
 花火のプログラムには煙火店名が書かれているが、後半になると磯谷率と田村率、青木率が高まる。つまりはそういうことである。



▲「オーシャンブルー光の海へ」田畑煙火


▲パチンコの尺玉「山紫陽花」太陽堂田村煙火店
 昨年より明るくなっている


▲パチンコの尺玉「万葉花」磯谷煙火店
 みんな光の宝石とか光のオブジェとかが好きだろうけれど、実は私は磯谷花火ではこれが好き
 この後の青木さんの尺土星千輪も好きなんだけれど、珍しく失敗玉だったのは残念 


▲「天空のコンダクター」磯谷煙火店


▲「光のオブジェ」磯谷煙火店


▲メロディ花火「シルヴィア」磯谷煙火店
 光の宝石大盤振る舞い


▲ワイドスターマイン:5基同時打ち「夕映えのヤシ」紅屋青木煙火店

 無事に打ち上げ終了~。ナイアガラを見ながら撤収作業である。
 気づけば退場口が大混雑。まぁ、私は夜行バスで帰宅するのだが、発車時刻までたっぷり3時間あるからのんびりでいいんだけれどね。

 現場を脱出して混雑しているからとちょっと遠回りで帰っているときにポツポツと雨粒が…。本当にそれだけで終わったからよかったけれど、昨日の関東の雷雲が来たのかと一瞬だけ身構える。
 駅で友人と別れてネットカフェへ。最近地方地方のネットカフェの会員カードが増えている(笑)。ここで、クールダウンと洗顔歯磨きお着替えを済ませてしばしまったり。日付変更線を越えてからバス乗り場へ向かう。

 昨年もなんだけれど、女性専用車なのよね、帰京に使った夜行バス。今年の変更点は、ドライバーも女性であったということ。20代後半ぐらいのごく普通の女性が運転してくれた。途中で起きることもなく、快適なドライブであった。さすがに熟睡とはいかないけれどね。

桑名水郷花火大会

2013-07-30 00:54:00 | 花火

▲5段落としと尺玉

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 豊田おいでんの花火に行くことは春先に決定していた。日曜日に行って日曜日に戻ってくるつもりだった。で、仕事で来年のカレンダーを見ていたら気付いた。
 来年は、柏崎→おいでんとかぶるじゃん!(正確には土曜日柏崎と日曜日のおいでんだが、新潟に実家のある私には、実家に泊まらずに愛知へ飛ぶことは想定の範囲外である)。再来年(うるう年)は逆においでん→柏崎となる。
 となると、この時期に東海地方へ行くのって、2、3年ないかも…と思った。



▲対岸の光は、「なばなの里」である


 そうすると、おいでんだけじゃもったいないかも…と欲が出て、土曜日にセレクトしたがの桑名の花火であった。
 なんてったって2尺玉が16発。尺玉がデフォルトである新潟育ちの大玉好きにはドストライクの花火なわけである。

 ということで、高速バスを手配し、桑名に宿を取り、友達から情報収集をして万全の態勢でスタンバっていた。
 しかし、直前に急ぎの仕事が飛び込んできた。その仕事で桑名がダメになるかも…と愕然としながら、何とか行けるように高速バスを新幹線に変え、ホテルで仕事をする段取りを取り、友達に場所取りをお願いし…、とちょっと気分的に大変だった。

 結局はデザイン会社さんが頑張ってくれたので、仕事は持ち歩かずに済んだのだが、花火前にちょいと体力消耗。



▲船から火が付いた花火が川に投げ込まれる水中スターマインは桑名名物である

 初めての現場。直前まで仕事に追われていてよく下調べができなかったこともあり、友達とミートできたのは花火開始直前。
 友達は前もってキープしていた場所が剥がされてしまったと言っていた。うーん、新潟と違って、その辺りは結構殺伐なのね…。で、2列目に三脚を立てていたら、前に席を取っていた疑惑のカップルが前へどうぞと譲ってくれたというラッキー。まぁ、そのカップルの周りは三脚の放列で、ちょっと驚いたのかもしれない。
 花火打ち上げ直後に最前列に出ることができた。



▲八重芯変化菊。時々大玉が上がるときれいだ

 二尺玉16発というのは、NTNスポンサードの3部構成の花火でその多くが消費される。すなわち、それ以外は、イマイチ盛り上がらないものだったりする。
 あー逗子と一緒ね(逗子は最後の20分で花火のほとんどが上がるので長ーい前座と言われる)。
 それでもちょいと大きな花火には伊那火工堀内煙火店さんのキレイな配色が見られたりとまったりとした時間を過ごす。

 水中スターマインは春に錦秋湖で見たようなボートから川に投げ込むタイプ。個人的に経験値が少ない花火なので結構楽しい。まぁ、玉の内容はしみじみと見ると微妙なのかもしれないが…。
 このボートで花火玉を投げ入れちゃうのって、湖とか、川の河口近くとかだからできる芸当だよね。小千谷や長岡の信濃川でこれをしちゃうと、あっという間に流されて関係ないところで爆発しそうだ(それはそれで楽しそうだが)。




▲この辺りからNTN提供の花火と思う。カウントダウンで、0の時にちょうど上で開花した二尺?

 直前に現場に入ったので、プログラムをもらう余裕がなかった。終わってからもらおうと思っていたのだが、終わったら終わったで慌てて撤収などをしていたりしたらすっかり忘れてしまっていた。
 なので、花火内容はイマイチよく分かっていないかも…。

 NTNスポンサードの花火も3部構成でこういうイメージで打ち上げますよってことは言われるけれど、実際大玉が何発どのタイミングで上がるかは詳細不明である(と思う)。
 現場のアナウンスも「今上がっているのは○○提供のスターマインです」というものが多く、それもなんだが微妙なタイミングで言うものだから、アナウンスの前後のどれがどれやらちょいとわかりづらい。
 せっかく堀内さんがいい玉を持ってきているのもあるんだから、その辺りはもう少し大事にしてほしいなぁ。
 


▲もうちっと錦が明るいといいのだが


▲これね、小さな3号ぐらいの花火で、構えている下1/3ぐらいなのよね


 大玉の前座として3号とか4号とかが上がる。これが長いしくどいし小さい。尺とか2尺とかの高さとバランスが悪い気もする。
 この辺りは、大玉はバンバン、でも予算は控え目にねってというスポンサーのオーダーに応じているのかな。

 長岡のベスビアス超大型スターマインを見慣れていると、1台のボリュームが小さいし、単調だし、せせり上がる興奮がない。ただ、スターマインの多くは長岡以下であることが多いってことが経験値として分かってきたので、これはこれで私の個人的不幸である。




▲このポカ物の時間差開花は水上花火ならではの見せ方。大曲では大規模減点にされちゃうものね。藤沢の花火の「クリスマスツリー」もこの花火の応用版である


 とはいうものの、短時間濃縮花火のごちそうさま感は満足である。
 よっし、キタキタ~っとちょいと興奮を覚えながら、眺めていた(ちなみに写真を撮るとき、配置を確認したらファインダーを覗くなんてことはしない)。

 そして花火終了。
 友達の車に乗せてもらい、移動開始となるが、当然の交通渋滞。私は運転手ではないので、お任せするのみである。小一時間ほど渋滞に巻き込まれたものの、その後は至って快調なドライブ。
 車中で、関東地方の花火をチェック。なんと豪雨で軒並み中止となったことを知る。そちらの観覧に行かれた方には悪いが、東海エリアをセレクトした自分は「勝ち組」であるとちょいとほくそ笑んだ。
 11時過ぎに翌日の花火を見る豊田に到着した。



▲足元虹色、水面も虹色


▲芯が明るめだけに親星にももう少し力が欲しいところ


 桑名が15発も16発も2尺を上げる前の日本一の二尺玉って、小千谷ではないのかなぁって思ってみたが、その辺りはどーなんでしょう? 酒田って案もあるのか…。
 まぁ、この際NTNに対抗して日本ベアリング(本社:小千谷)に頑張ってもらって、もう5発ほど2尺玉を上げてくれないかなぁなんて妄想したりする。二尺玉5発同時打ち上げ×3なんてかっこいいじゃないか~(妄想中)

長岡8月2日について

2013-07-27 01:55:00 | 花火
 …こっそり。

 8月2日は左岸無料席で「とある一角」を狙っています。
 ただ、その場所が取れなかったら、おとなしくカメラマン席(抽選で当たっている)に行こうとおもっています。首尾よく左岸に無事場所が取れたら、そのカメラマン席が無駄になってしまうわけです(お金の部分は頓着していません)。
 さきほど、長岡まつり実行委員長のブログを見たらきっちりと整備されているのですよね、カメラマン席。ここをアキママにしてしまったら抽選に外れた方にひんしゅくを買うのではないかと…。


長岡まつり協議会ブログより拝借

 このカメラマン席2名入れます。
 私は「保険」として使うので、残りの1名枠を無料でお譲りしようかと思うのですが…。
 左岸の場所取りの首尾次第で、ひとり占めになるのか私とシェアするかと2パターンになります。

 欲しい人いますかね。


 カメラマン席のチケットは1枚で2名入る方式になっており(チケットが人数分ないのです)、当日はある程度一緒に行動せねばなりません。もちろん、ひとり占めコースならチケットをお渡ししてさようならとなるわけで…。
 つまり、当日14時から17時ぐらいの間に現地でMeetできることも条件です。


 そんな不確定な条件でも欲しい人がいましたらコメントください。


 

東京競馬場80周年!

2013-07-21 22:04:00 | 花火

▲花火ファンファーレ@東京競馬場花火大会

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 ひょんなことで知った東京競馬場の花火。
 地元の住民向けにひっそりと(市報等で)告知されている。要は、常日頃ガラの悪い人が来て迷惑をかけるね~って地元サービスということらしい(でもおかげで自治体の税収が安定するんだよなぁ)。
 この東京競馬場、前身は目黒に在ったらしく、80年前にこの府中に移転し名称を変えて開設された。日本ダービーも今年が80周年なんだそうだ。


 ということで、昨日の休日出勤の発散のために、何にも予備情報がないまま訪れた花火ではあったが(三脚が公式にはNGらしいって話は聞いた)、いつもより豪華プログラムということらしい。



▲本日の花火プログラムと花火のサイズ。他に花火の種類とか見方についての解説も開始前にありました。最大5号でした。


 今週末も来週末も「花火deお出かけ」予定なので、弁当の仕込みをしておかねばならない。だが前日休日出勤せざるを得なくなったことから予定が狂って、今日は朝から洗濯&料理。2週間分の弁当おかずストックを必死に作っていた。だが、さすがに4時を過ぎてしまったため、台所放置で出発。
 投票所経由で府中へ向かう。
 どのルートで行こうかと思っていたが、結局西武多摩線是政から入る。このルート、地元民の歩く後ろを付いて行ったのだけど、もっそ住宅地を右折左折するもので、多分二度と辿り着けない気がした

 なんだかんだで現地着が17:40。
 ちょうど引火防止用の散水をしていて、筒の位置がすぐ分かった。
 ターフの内側の観覧席はまだグリーンスペースもあったけれど、せっかく競馬場に来たのだからとスタンド席を目指した。下から見ると結構空いている雰囲気だったのだけど、そのほとんどは場所取りされた後。段々筒から遠くなり、上の方になる。ある程度上に行くと「ここから上は花火が見れません」という紙が貼ってある。
 うーん、もうどこかの隙間にひっそり三脚立てちゃおうかなぁ…ってふっと見たら、端っこの席に1個だけ何も荷物が置いていない所があった。その列に座っていた若いお母さん(推定1歳児育児中)に聞いたら、その席だけ空いているという。ありがたく座らせてもらった。
 ここなら座ったまま少しだけはみ出しちゃうけれど三脚立てられる~ってホッとする。

 しかし、開幕の「花火ファンファーレ」の公判で、この席の欠点に気付く。 


▲あれっ?


▲あれ、あれ~? 上見えないじゃん、この席。5号は完全大屋根の上でした


 紙は貼って無かったものの、大屋根が邪魔で5号が全く見えない!!
 しかしその頃にはターフに全く隙間なく、スタンド席も完全満杯状態。さらに上の席の客がどどどどって降りてきて、通路に立ち見をしてしまっている状態。
 今更移動してもなぁ~、とあきらめの境地。

 観客を入れたり足掻いたりしてみたものの、大屋根の三角のラインがズバババン!と入ってしまい、興を削がれること削がれること…。
 まぁ、今回は様子見だからいいかぁ~と言い訳をしてまったりモード。


▲クロセットのスターマイン

 それでもスタマはスタートは3号とかだからまだ見られるのよね。でも4号とか5号とかは容赦なく大屋根の上。
 第2部では型物が多く上がったのだけど、ドラネコ(アナウンスの人、思いっきりドラえもんって言っちゃっているのだけど、い、いいんですか!?)とか、魚とか、猫とか、アフロボーイとか、カエルとか、サザエさんとか…は完全に屋根ラインを突き抜けていった。芸術玉って言っていたものも、昇曲導のみ。
 まぁ、仕方ないさね。



▲でもやっぱり上が切れる(TーT)

 ポンポンと混合打ちをボーっと見ながらカメラを覗いていると、なんとなく調布を思わせる花火風景。そりゃそうだ、同じ煙火店だもの。
 ある意味、よかったのかもしれない。

 というか、結構玉落としていましたぜ、だんな。



▲ところどころスタマが入ります



 やがて、最後のプログラム[グランドフィナーレ」
 いきなり第3コーナーから第4コーナーまで大トラがブシューっと噴出(オープニングと同じだけど)。さらに、中央に斜めトラで富士山みたいのができた。どいつもこいつも世界遺産富士山っすか(最近仕事でも富士山ばっかりでもうキャッチネタが尽きた)。


 …いや待て、これひょっとしてアナウンスで言っていた80歳のお祝いのデコレーションケーキっすか。ずいぶんアメリカンなケーキな気がするぞ(笑)


▲東京競馬場開設80周年記念グランドフィナーレ


▲上から見た時、やけに斜めってる筒が多いなっ思っていたが、こういうことでしたか~。


▲この富士山みたいのは、80周年お祝いのデコレーションケーキらしいっす


▲だんだんけむけむモードになってきた


▲第3コーナーから第4コーナーにクルッと筒を配しているから煙が半端ない。でも観覧席は全部風上でよかった


▲最後は銀に錦の大トラで、明るくなったためこのカメラが29まで絞れることを知った


 担当煙火店を事前にインフォメーションのおねーちゃんに聞いたところ「丸玉屋」といったので、地元の小勝さんだよねって思っていたら、最後に丸玉屋小勝煙火店に丸玉屋(無印)も噛んでいたというものだった。


 さて、帰り道。
 府中本町を目指していたはずなのに、人の流れに阻まれて気が付けば是政コース。えーっとあの迷路のような住宅街を歩くんですね(・_・;)。まぁ、前を行く地元住民の後を付いていけばいいやぁって歩いていたら、いきなりゴールポスト(本当にご近所様)に入りやがった。
 そして気が付けば自分が先頭(信号のところでちょうど切られた関係)。なんとなく後ろから無言のプレッシャーが…。行きとは違って暗い道をなんとなく歩いていたら、無事駅に着いたよ(ほっ)。

 多分、是政駅利用者って、あの競馬場にいた人の1割もいないんじゃないかな…。



 さて、ジャーマンポテトでも作りますか…。



たまむら花火大会2013 ②

2013-07-18 23:42:00 | 花火

▲複合打ち

 花火大会の折り返しを過ぎると、徐々にクライマックスに向かっていく。大玉率が上がる。尺玉は前半は2発なのに、後半は11発もあるのだ。
 小幡さんだけに期待も高まるのだ。



▲尺玉 曲導も何も撮れなかったのでアップで。後半は尺玉率がアップする


▲尺玉 涼しげないい青だ


 しかし、プログラムの区切りが特にアナウンスされないので、途中で玉を数え間違えるともう大混乱。プログラムを追えば目の前の花火を逸し、花火に集中すればプログラムの尺玉を逸するという状況…。あえ、今何発目? あれ、次尺だっけ?ッて大慌てで、結局大玉を逸したりしている体たらく(苦笑)



▲大スターマイン


▲尺玉 渋い色合いだが、引き先が色変化することと中央のキラキラがかわいい

 今回はというか今回もなのかな、結構和火ものが多かった気がする。「侘寂の花」なんて玉も持っているしね、小幡さん。和火も嫌いではない。むしろ好きだ(大柳火@片貝煙火 大好物)。だけど小幡さんで見たいのは、軽やかな色の玉、繊細で涼やかな配色の玉だったりする。
 まぁ、こればっかしゃ(←越後弁)個人の好みだし、煙火店の方向性だものね。


▲特大スターマイン


▲大玉競演 右の花火は7色変化である

 色変化は長く引く中ではっきりと各色を見せなければ観客が理解できない。したがって、変化する色の種類が増えるほど、各色の主張時間は短くなり、あっという間に消えていく。
 だから、色変化が始まったら、「1、2、3、4…」って数えながら見ないと、何色だったかって分からなくなるのよね。


▲尺玉 打ち上げタイミングが短いので、開いているうちに次の玉が上がってきてしまうのが辛い


▲尺玉 昇小花が某煙火店さんみたいだ

 そうこうしているうちに貴重な尺玉の打ち上げは終わり、フィナーレである。
 しかし、特にアナウンスも間合いもないのよね、ここ。せっかくアナウンスの女性がいるのだから、最後ぐらい盛り上げようよ~。
 ということで特に盛り上がりもなく静かに始まった最後の超特大スターマイン



▲Dream of 38,000 何のアナウンスもなく上がるから、焦る


▲Dream of 38,000


▲Dream of 38,000 わかっていても白飛びで終了


 いやぁ、いい玉ばかり見たわ~。
 さて「裏側」から帰るには、途中の打ち上げエリアの安全確認(黒玉=不発弾とかないかチェック)が終わってからでないと移動できない(まぁ、遠回りすればいいんだけれどさ)。ゆっくり片付けしても通行止め個所で大体10分ぐらいは待つ感じ。今回もそんな状態。

 通行止めが解除され、ようやく両水へ戻れるようになった。
 足元を見ればゴミがいっぱい。何事かと思ってよくよく見れば、どれもこれも弧を描いた紙である。すなわち「玉皮(花火の外側の部品)」である。今年は風向きの加減で、かなり通路上に落ちている。ということは、周囲の田んぼの中にもこれがいっぱい落ちているんだろうなぁ。
 どこかに玉名入りの玉皮が落ちていないか鵜の目鷹の目状態で探し歩くが、残念ながら収穫はナシ。唯一、星込めのふたの部分と思しき部品を見つけた。あれ、小幡さんパックリ法じゃないんだ。いやでも時々パックリ面が見える玉あるよなぁ…。ひょっとしたら菅野さんの玉の部品なのだろうか…。


 両水は今年から24時までの営業となった。花火が終わってからも買い物可能。火照った体にアイスがうまい(≧O≦)
 ついつい主婦根性で翌日の御飯のネタがないか店内をぐるっと一周したが、めぼしいものはなかった。かといって冷えたたこ焼き(半額)を買ってもなぁ。


 花火会場周辺の少々の渋滞を抜け、関越道へ。
 さすがに3連休最終日だけあって、東京に向かう車の量は多い。しかし特に渋滞も発生していない。ただ、情報掲示板に新座料金所から先の渋滞がビミョーに伸びたり縮んだりしているらしい。
 結局出口の渋滞はそのまま残っていて、練馬の出口でえらく時間を食う。さらにラジオはこの後通る予定の環八渋滞が1時間ほどと告げている。そりゃ、裏道行くでしょー。ということで、中杉通り経由の少し遠回りをして帰宅。


 往復運転いただいたI様、ありがとうございましたm(_ _)m