8月12日のまにら新聞から econoTREND
IT大手DFNN上半期純益6倍増
ITソリューションプロバイダー大手のDFNNは、今年上半期(1~6月)の利払い前・税引き前・減価償却前利益(EBITDA)が2億3070万ペソと前年同期の4040万ペソから約6倍に拡大したことを明らかにした。総収入も6億7510万ペソと前年同期の2億6890万ペソに比べ2.5倍まで拡大した。同社は今年6月にバタアン自由港特別経済区におけるデータセンター開発事業で米IT大手のノーチラス・データ・テクノロジーと提携する基本合意を結ぶなど、国内のデジタルインフラ推進を先導する。(10日・インクワイアラー)
銀行業界純利益1431億ペソに増加
中央銀行によると、国内市中銀行による今年上半期(1~6月)の純利益合計が1431億2000万ペソと前年同期比16.7%増加した。純金利収入合計は3543億2000万ペソと同8.8%増加した。コロナ禍による防疫規制が緩和されて経済回復が顕著になったことが銀行業界の収益改善に貢献した。また、市中銀行の不良債権総額も456億5000万ペソと同26.7%減少した。拡大商業銀行に限ると純益合計は1318億2000万ペソと同16.1%増。上半期の純益が多かった拡大商銀としては、資産額で業界トップのBDOが前年同期比12%増の239億ペソ、BPIが同73%増の204億ペソ、ランドバンクが同94%増の203億ペソ、メトロバンクが同33%増の155億9000万ペソと続いている。(11日・スター)
モンデニッシンが再エネ配電契約
即席麺やスナック菓子製造大手モンデニッシンは、ロペス財閥系の再生エネルギー発電大手、エナジー・ディベロップメント・コーポレーション(EDC)の運営する統合レイテ地熱発電所から16メガワットまでの電力を5年間にわたり供給を受ける。モンデニッシンの全9工場は来年までに再エネ供給を受け、二酸化炭素排出量を現在の半分となる年間10万トンに削減する計画。7月から5工場に対する配電が始まっており、今年末までにさらに2工場への配電を始める。(10日・スター)
LRT2号線延伸予算問題で着工できず
軽量高架鉄道公社(LRTA)のカブレラ総裁は10日、軽量高架鉄道(LRT)2号線の西方延伸事業(3.02キロメートル区間、3駅建設予定)に必要な建設予算90億ペソのうちまだ20億ペソしか運輸省から受けておらず、着工が滞っていることを明らかにした。同公社は延伸事業に関するエンジニアリング計画の立案などは終了しているが、発注契約などを結ぶ権限は与えられていない。(10日・ビジネスワールド)
2022年8月12日のまにら新聞から econoTREND
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