2006年1月14日 映画あれこれ【2】SAYURI

2006-01-14 19:05:58 | movie
遅ればせながら「SAYURI」(スティーブン・スピルバーグ総指揮、ロブ・マーシャル監督、原作「The Memoirs of Geisha」、Arthur Golden)を観た。
映像の美しさに感動したのと芸者の世界を外国人が文学にそして映画に見事に描き出したことに感銘を受けた。Arthur Goldenはコロンビア大学で日本文化を専攻し、長年にわたって芸者の世界を研究し、何度も書き直してこの作品を仕上げたということだ。
さゆり(千代)が初桃のいやがらせを受けた時、じっと耐えるのではなく少なからず抵抗したり意思表示をするところが、少しアメリカ的かなとは思うが、いずれにしても外国人の手によってこうした作品が手懸けられたことに感動を覚えたのと、もしこの世界を日本人が描き、表現したらどうなのか興味が残った。
チャン・ツィイーの演技もよかったが、少女時代の千代を演じた大後寿々花さんが何とも可愛い。また、豆葉役のミシェル・ヨーの芸者としての身のこなし方が堂に入っていた。ストーリーとしては、最後にさゆりと会長を結ばせたところが泣かせた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。