なんだか最近北京のよくわからん写真やら不思議ネタばっかりだったので、今日は素敵北京をご紹介します。
中国での楽しみと言えば、やっぱり“食”でしょ~!
近々中国人の友達とご飯を食べることになっているのだけど、あらびっくり、しばらく会わないうちに彼女はベジタリアンになってた。(どの程度のベジタリアンかはわからないけど)
・・・のでお料理チェックも兼ねて、2軒のベジタリアン料理のお店へ行ってきました。
まずはこちら。
『三摩地素食茶芸空間』。
入り口からしてすごいです。肉も魚もモリモリ食べる私たちですが、遠慮なく入らせていただきます。
ちなみに素食というのは中国語でベジタリアン料理のこと。
メニューを見ると、およよ! 日本語が。 (でも店員さんは中国語)
店内は静かで落ち着いた雰囲気。
店名の通り茶館でもあるので、スイーツと一緒にまったり過ごすのも良いかも。
コースターの画。
指で葉っぱをつまんでるんですね。(一瞬、ひっくり返ったうさぎに見えた。 そう見えない??)
こちらは、野菜のタルタルをパリパリの皮で包んだもの。
これは美味しいんだけど、下にあるのは何故かあま~いポン菓子(だったっけ?)。
麻婆豆腐。
確かにしびれる辛さだけど、麻婆豆腐を期待して食べたらちょっと違うかな。
大ヒットだったのはこちら。 松茸スープ。
松茸がゴロゴロのぜいたく土瓶蒸しを飲んでるみたい。
え~と、これは・・・。 きのこと野菜の炒め煮にみたいなやつ。
飛びぬけて美味しいというわけではないけど、安心して食べられる味。
期待して頼んだコーンときゅうりの揚げ物。
きゅうりの揚げ物なんて初めてだったけど、味云々の前に脂っこかった。
シンプルな炒飯。
これが結構おいしくて、あっさりパクパクといただきました。
というわけで、このお店はメニューによって当たり外れがありました。 誰かを連れて行くなら、何度か通って他のメニューをチェックする必要あり・・・ですね。
一方こちらは大ヒットのお店でした。
『百合素食』。
大通りからちょっと入った胡同にひっそりとあるお店。
伝統的な四合院造りの店内には。
可愛いテーブルと。
本! 本! 本!
ベジタリアン関連の本かなと見てみたら、哲学とか難しそうな本から、普通の英中辞書までいろいろだった。
メニューは写真付き。
右下はど~んと焼いたお魚風の写真だけど、もちろん肉・魚は一切なし。
お料理が出てくるまでの間・・・。
先にお茶をいただきま~す。
この日は(この日も?)空気が悪かったので写真ではよくわからないけど、天井がガラス張りになっているので、昼間は日差しが入ってとっても気持ちが良いのです。
ま、ガラス汚れてますが。
さて、お料理が来ました。
こちらは蟹風味のアスパラ炒め。 アスパラ、シャッキシャキ!
どうやって蟹風味を出しているのかわからないけど、お皿までなめたくなっちゃう味でした。
百合根、スナップエンドウ、ビーンズの炒め物。
これまた絶妙の火の通り具合。 味付けもgoodで、お皿までなめたい(←またか)。
どう見てもこってりお肉なんだけど、冬瓜です。
やわらか~く煮込んで薄くスライスした冬瓜に、こってり系のタレがかかっていて、淡泊な冬瓜によく合う。
このタレ・・・はさすがにこってりしていたのでお皿までなめたいと思わなかったけど、どうやってこの味を出してるんやろ。
こちらは辛い麺。
いかにも中国の麺!って感じで、花椒がしびれて辛いんだけど、ついもう一口・・・と食べてしまいます。
上のトッピングはなんやったかな? きのこかな?
この手のひらサイズのハンバーガーがまた可愛い。
バンズは香ばしく、中は全てきのこ。
そしてこちらが2人とも気に入ったかぼちゃスープ。
とろみがついたスープを一口飲んでびっくり。
口の中がかぼちゃ畑や~!って安っぽい表現しかできない自分ですが、かぼちゃの持つ甘みが存分に引き出されているスープはお腹いっぱいにも関わらず、うめえうめえと飲み干してしまいました。
本でも持ってきて、食後はお茶を飲みながらだらだら~と長居してしまいそうなまったりレストラン。
どうやらワインも置いてあるようなので、今度は夜に来ようかな。
(あ、別に昼に来て昼に飲んでもいいんですけどね)
屋外にもテーブルがあったので、春になったらこっちで昼ワイン・・・ですかね。 うひひ。