ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『グレイ・ラビットのおはなし』『チム・ラビットのぼうけん』『こぎつねルーファスのぼうけん』

2015-05-30 23:41:39 | 
ピーターラビットのばったもんだと思っていた。アリソン・アトリーさん、ごめんなさい。いずれも幼年文学では有名な本。ピーターラビットのばったもんと思って読まなかったら、損をする。どれも、最後はよかったと思え、やさしい気持ちになる本。

『絵本 グレイ・ラビットのぼうけん』アリソン・アトリー作 マーガレット・テンペスト絵 石井桃子 中川李枝子訳 岩波書店
森のはずれの小さな家に住む働き者で気のいいグレイ・ラビットとうぬぼれやの野うさぎヘア、いばりやのリスのスキレルたちのおはなし。小さな仲間たちがイタチやキツネに襲われそうになったり、人間のところへ忍び込んだりとちょっぴりハラハラドキドキ。そして、最後はめでたしめでたしで終わる。

『チム・ラビットのぼうけん』アリソン・アトリー作 石井桃子訳 中川宗弥画 童心社
チム・ラビットという うさぎの子どもと家族や動物たちの日常を描いたおはなし。
私は「チム・ラビットとうん」「チム・ラビットとあまがさ」「チム・ラビットとあかちゃんぐつ」「なぞなぞかけた」が好き。くすっと笑えるところもあり、最後はよかったで終わって、ニッコリする。

『こぎつねルーファスのぼうけん』アリソン・アトリー作 石井桃子訳 岩波書店
みなしごの子きつねは、アナグマさんに拾われて、ルーファスと名づけられ、アナグマさんの子どもたちと一緒に暮らす。元気でやんちゃなルーファスがひきおこす冒険のおはなし。
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