夏目友人帳の本の中で
夏目の友達のタキ兄が出てくるのですが
タキ兄に取り憑いていた妖は、タキ兄がとある祠に行った際にくっついてきた妖でした。
タキの家には術札がそこかしこに貼ってあるので
妖がくっついているタキ兄は家にいると気分が悪くなり、外に出ないと無理な状態になります。
だからといって妖はタキ兄に悪さをするわけでもないです。
じゃあ、なぜ離れないのか?
それは、タキ兄が妖が元にいた祠に足を運んでくれないと帰れないからです。
それまではくっついているしかないんです。
そして、タキ兄が妖や霊の類の話を信じない人物であれば、すんなり祠へ行くわけでもありません。
夏目と妖との会話では、
なぜ取り憑いたのか
どうして離れないのか
などの会話はあるので
タキ兄が信じるタイプであれば、すんなり事が進んだのになぁ〜
と思いました。
というわけで
何が言いたいかというと
取り憑くといっても
いろんなケースがあるよ、ということです。
肉体が欲しくて取り憑くのは違いないんだけども
目的が人それぞれなんですよね。
でもまぁ入られたほうはしんどいから
早く出したいばっかりなんですけども😅
でも、どんなに祓っても
今回のタキ兄のようなケースだと
その場へ出向くほうがすんなり出て行ってくれるのかな、とも思いました。
祓い屋って
人によって見ているところが違うから
言ってることが違うじゃないか
と言われることもあるんですけど
見えない世界の層は
縦にも横にも何層にもなっているイメージで
どの場所をどの角度から見ているのか?
で
違うこともあるんだと思います。
っていうか、あるわ。
大きく見ると同じなんだけどもね。
それを
あの人はこう言っていた
この人はこう言っていた
どれを信じたらいいのか?
誰が正しいのか?
などなどと疑念を持ち始めたら
ぜひ
自分の心と信念を。
ブレない軸を持つと良いのかなと思います✨
人って本当に生きているだけで修行だなと。
人や物や環境や状況に文句を言い始めたときって
たいてい、感謝の気持ちが薄くなってて。
どんどん、人のせいにしちゃう。
どうか
今あるものに感謝を✨
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