今日は甲府から通ってくださっている生徒さんのレッスンでした。どうしても日程的に日曜日でないと都合がつかないため、英検3カ月前あたりから、ちょくちょく日曜レッスンを行います。日曜日は学校もお休みのせいか、あたりがシーンと静かで、小鳥のさえずりだけが聞こえてきます。子どもたちも、甲府の雑踏から離れて、この田舎での学習が好きな様です。
3級の中2の女の子は、うちの娘のバレエ教室が一緒だったこともあり、小学校の時から知っています。いまではグンと背が伸びて、子ども、と呼ぶには失礼と感じるくらいです。でも、アイドルやいまどきの話をしているときは、やっぱり可愛い中学生。そんな話題も、楽しく取り入れながらレッスンを進めています。今回は「日本文付語句整序問題」ということで、受験者全体として正答率が低いパートです。あまり文法用語にこだわらずに、イメージを大切にしながら解くことと、日本語に翻弄されないよう気をつけることなどをアドバイスしながら1時間みっちりレッスンを行いました。
2級の高校生は男の子なので、言葉はやはり女の子よりは少なめ。でも以前の職場での生徒でもあり、中2の時から知っているので、やんちゃな笑顔が出るとちょっとほっとしたりして・・・。
今回もいつものように模擬を行いました。2010年2回の模擬でしたが、特に長文に苦戦しているようでした。長文では、必ず聞いたことのない専門用語、たとえば今回はcataractについての記述文を行いましたが、通常使うことのない医学用語やその国特有の呼び名などが頻出します。今日行ったThe Gift of Sight という記述文ではこのcataractについていきなり冒頭で出てきます。でも、ここであせってパニックにならずに、読んでいけば必ず「何らかの予想」ができるはずです。このcataractに関しても、・・・a disease that affect the lens of the eye. との記述があるので、白内障の言葉が出てこなくても、「何らかの目の病気」ということの予想はつきます。そこから読み解いていくことで、答えが見えてくるのです。「木を見て森を見ず」では長文問題は打破できません。前後の意味を見ながら、意味を「推測」していくことが、合格の極意、といっても過言ではないでしょう。
午前中のレッスンが終わり、親御さんとお話していると、敷地内の山桜がハラハラと舞い落ちてきました。雨もやみ、気温もやんわりと感じられて、「午後どこ行こうかな?」などと、ただいま思考中です。久々に、家族でドライブにでも行こうかな
ちなみに、当校は本日5/1午後から5/5までお休みです。私は実家の信州に帰る予定です。・・・が、すでに頭の中は、休み明けの英検対策や子どもたちのレッスンプランでいっぱい。こんな風に考える時間が、結構楽しかったりするんですね。根っからの英語講師体質、なのかもしれません
ではみなさま、Have a grate time on your Golden Week!!