昨日までの晴れ間はどこへやら、梅雨が戻ってきたようです。場所によっては局地的な豪雨に見舞われているということで、ここ八ヶ岳南麓も心配です。娘達は新しい靴で登校・登園していったので、せめて下の娘は長靴にしたらよかったかも・・・と後悔。まあ、仕方ないか、と思いながら、今朝は私が「生徒」になって参りました。
というのも、数ヶ月前からギターを習っておりまして、最近レッスンを平日に行ってもらえるようになったため、仕事の隙間時間に習いに行っているわけです。今までは日曜日にお願いしていましたが、娘達の様々な行事で継続して通うことができず、入校した当初は張り切って毎日練習していたものの、忙しさを理由にだんだんとギターを触っている時間が減少していました。5月などはほとんど行くことができず、これはまずい!と自分でも危機感を感じていたのですが、6月から平日可能になったので、心機一転気分を一新して、気合いを入れて取り組み始めています。
私は常日頃は、英語講師として生徒さん達に英語を指導し、彼らが英語を好きになってくれるよう、いろんな角度からアプローチするよう努力しているつもりです。しかし、常に指導者の立場でいると、いつのまにか自分が英語を学習していたときの、生徒の立場としての気持ちを忘れてしまいそうになります。ギターを習いに行くようになってから、英語を学習する子どもや大人の生徒さんの気持ちを感じ取りながら、授業を進めることにさらに配慮するよう心がけるようになった気がします。
ギターを練習していてなかなか運指がうまくいかず、自分の指ではなのではないか、と思うほどもたついてしまうことに苛立ったり、先生が弾いて下さる音と自分の音との落差にガッカリしたりと、毎回毎回スランプに襲われながらのレッスンですが、できる日は10分でもギターを触って練習することで、着実に以前の自分よりも進歩していることを感じられるようになりました。
たどたどしい音の一つ一つが、しだいにつながっていき、やがてメロディになったときは、自分自身の励みにもなりますし、喜びを感じられる瞬間でもあります。大人になると、何かを成し遂げたときの喜びにはなかなか遭遇できなくなりますが、新しいことに挑戦することでその気持ちを味わうことは可能です。
英語を学習されている生徒さんにも、こんな風に小さな積み重ねから得られる喜びを感じさせてあげたい、そのお手伝いをこれからもしていきたい、と改めて感じています。時には違う位置に立って、物事を見ることは、特に私の様な職業には必要なことだと思います。
そんなわけで、小雨で肌寒いこんな日は、ギターをつま弾きながら、もたつく指び喝を入れ、1人熱く練習に没頭させていただきます
ちなみにそのギター教室は、長坂町にあり、クラシックギター、フォークギター、エレキギター、ウクレレなどを習うことができます。不器用な私にも、根気良く丁寧に指導して下さる先生ですので、はじめての方でも楽しんでできるのではないでしょうか
GUTARIO[ギタリオ] http://guitario8807.on.omisenomikata.jp/