新年のレッスンが始まり１週間が過ぎました。先日の真夏はまさしく夢のようで、今目の前に広がるのは先日の大雪で積もった真っ白な銀世界・・・。週末には所用につき長野県の南にある実家に帰省し、1泊して山梨に戻ろうと思ったのですが、朝おきてみればすごい雪！TVでは高速道路は徐々に通行止めというニュースで、びっくりして急遽朝のうちに実家を出たのですが、高速道路は1区間で降ろされ、延々下道で帰ることに・・・。道はガタガタ、自分も含めどの車もフラフラしながらの徐行運転で、時折ノーマルタイヤの車が道を占拠。40分以上も動かないと思ったら救急車や警察車両が到着したりで、結局家を出てから10時間たって、やっと山梨の家に戻ることができました。
おかげで指先は全て筋肉痛、腰は痛いし、10時間もあれば余裕でシドニーに行けるのに！と、悔しがるのもつかの間、翌日は家へのアプローチの坂で車が動けなくなり、1時間半も大奮闘し、全くヘトヘトの休み明けでした。
そんな思いもよらない大雪に見舞われた新年ですが、まもなく今週末にはセンター試験、今月末には高校入試前期試験が実施されます。当校でも緊張の中受験をする生徒がいます。本番が近づくにつれ、表情は固く、緊張が明らかに見て取れる様子に、なんとかリラックスしてもらおうと、いろんな話をしています。
おそらく、今まで生きてきた人生の中で、初めてもしくは2回目の大きな試練。彼らの目の前に今見えているのは、きっと大きくそびえ立つ雪山なのかもしれないし、頂上が雲に隠れた絶壁なのかもしれません。もちろん、結果が実を結ぶことを目的に一所懸命勉強をしてきたのですから、合格できることが一番良いのでしょうが、彼らの努力を目の当たりにしてきた私としては、その過程が一番重要で、これまでの葛藤や努力や涙が、これからの彼らの人生の礎になるのだと思います。ですから、結果だけを求めることなく、彼ら自身が、自分のことを I'm proud of myself. と感じ、堂々と受験できるような気持ちに導いていけたら、と感じています
それにしても、雪だけは降らないで～！！