3月最終WEEK

　いよいよ三月も最終週となりました。小中学校は卒業式、終了式、そして離任式を終え、子どもたちは春休みです。私はと言えば、子ども達とは正反対で、毎日振替レッスンや新規のクラスの調整、スケジュールやニューズレター作成などで毎日が大忙しです　それも、教室が賑やかな証拠。とてもありがたく、元気に毎日を過ごしております。

　さて、昨日は小学校の離任式でしたが、そのあとレッスンに来た5年生は、みな目を真っ赤にはらしてやってきました。私の娘もいるこの学年、小2の時には担任、そのあとは小3~5年まで同じクラスに入っていただき、本当にお世話になった先生が、とうとう別の学校に異動となったそうです。とても活発で元気な先生は、子ども達には大人気で、体育や音楽、英語などの活動には積極的に指導されていました。娘も、回旋塔をブンブンまわしてもらうのが大好きで、休み時間には子ども達の予約に列ができるほどだったそうです。

　「出会うは別れの初め」と言うことわざ通り、人と人が出会う瞬間から、必然的にいつかは別れが伴ってきます。日本と同様に、英語にも　“We never meet without a parting.”ということわざがあります。

でも解釈を、「別れなくして出会いなし」を考えればどうでしょうか。出会いがあれば別れもある。別れがあるから出会った瞬間の喜びも大きい。別れることから目をそむけていては、人とのめぐりあいは決して起こらない、と思えば、別れることの辛さも緩和されるのではないでしょうか。子どもたちは、今年の春の別れを通じて、きっとまた新しい出会いに感動し、再会に胸を躍らせることでしょう。そうやって人間は成長していくんですね…。

　さて、そんなことを考えながら、すっかり夜ふけてきました。明日は中3の生徒さんの最後のレッスンです。別れは笑顔で、元気に送り出してあげたいと思います。
(でも、いつ戻ってきてもWelcomeで待っているよ～！）