先日、夜のレッスンがはじまるころ、新教室の小窓に人影が見えました。外は暗くてよくわからなかったのですが、しばらく中の様子を見ているようで、気になって近づくと、そこには2年前に当校を巣立っていった男の子が立っていました。その元生徒さんの妹さんやいとこ達も今や生徒としてきているので、お迎えに来るついでに寄ってくれたとのこと。
驚いたのは、身長が出会ったころよりもはるかに高く、私も見上げるほど大きくなっていたこと!それに、幼かった中学生の顔から、立派な青年の顔に変化していて、子どもの成長をしみじみと感じました。照れくさそうに学校の様子を聞かせてくれる、日焼けした青年をみて、不思議な元気をもらった気がしました。
この教室は開校してまだ3年半。まだ卒業生の数は多くはありませんが、彼の他にも、大学生になった生徒さんや、遠く甲府から通ってくださっていた生徒さんや親御さんからの、「久しぶりの声」を聞くことは、近すぎて、なかなか成長の過程に気がつけない自分を、今一度初心に戻してくれる良い機会だと感じています。
今年度は中3の受験生が大勢いますが、彼女達は高校生になっても「絶対ここで英語続けます!」と言ってくれています。そんな子ども達の嬉しい声にこらえられるように、そして巣立っていったあとも、北杜市に戻ってきたときには、気楽に立ち寄れるような、そんな場所であればいいなと感じています