Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

フランキンセンス買えなくなるのかも?

2011-12-21 23:49:00 | 精油・オイル
乳香と日本語では言われている、樹脂のフランキンセンス。中東でしか採れないのだが、とても高級で貴重なモノだ。エッセンシャルオイルであったり、フランキンセンス樹脂の固まりをそのまま売っていたりする。私はシンガポールでイスラム教のインド人から沢山樹脂を購入したのだが、もったいなくて消費していない。大切に1つずつチャコールの上で煙りを放つようにする。これはある意味「浄化」の儀式としてイスラムでは使われているようだが、購入した店の人によると多用しているようだ。私は空間の浄化、自分のオーラの浄化に使うこともある。

アロマやエッセンシャルオイルに精通している人々にはちょっと気になる記事を見つけてしまった・・・BBCのニュースの中に見つけたこのフランキンセンスの将来は不安定という記事をご覧下さい。毎年、毎年、樹脂を削り取っていてはいけないようだ。樹を休ませる年も必要なようだ。ということで、今後10年間、いやそれ以上取らないお休み期間が出来るかもしれない。何事も制限や節度が大切だということだろう。乱獲は獲物を絶滅させてしまうのと同じ論理だろう。

英語の記事はネットの翻訳機能を使うと、ちょっとおかしな日本語になりますが、何となくだいたい読めます。

高級で貴重な精油は特に中東に多い気がする。それ故にさらに貴重。調達が大変そうだからだ。危険と隣り合わせではないだろうか?だが、その現地の人々の暮らしが助かるのであれば、大いに結構だと思ってきた。しかし、どの樹木も自然と同じように、淘汰されていってしまっては困る。

フランキンセンスはその薬効も認められ、ガンに効くとも言われているようで、医学界からも需要があるそうだ。日本ではないだろうが、代替医療だろうか?

これからは、簡単に手に入らなくなるかもしれない。だからと言って、普段の生活に使う必要のない日本人の私達が買い占めするのも反対。薬効効果のある精油の採れる樹は世界中に沢山あって、私はソマリアでしか採れないミルラのファンなのだが・・・内戦状態、更に略奪、外国人誘拐が流行っているという昨今、自分の家にあるミルラの瓶を眺めるほどに「あっ、貴重なミルラ・・・ここに居てくれてありがとう」といいたくなる。ミルラはミイラを作る時に使う、腐敗を防ぐものなのだが、生きてる私には擦り傷の跡をあっという間に消してくれる。また、肌のくすみをあっという間に取り除いてくれたりする。肌に直接塗るとヒリヒリするのだが、あっという間に肌が元通りになっているというミラクルな精油(といっても、ドロっとした飴状のもの)だ。ソマリアにミルラのファームのオーナーにでも老後なろうかと一瞬考えたのだが、いまだに生死が関わるほどの惨状が続いている不安定な国のようだ。それ故に、とても貴重なミルラ。

自然の恵みを享受させてもらっていることに、このBBCの記事を見て改めて考えた夜でした。


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