ここはサウスデリーにあるクブトゥブミナールというイスラム形式の塔です。コーランの文句を図案化した彫刻が外壁に刻まれていて、それは美しい石の塔です。外からやってきたイスラムのスルタンがヒンディーに勝利した記念に建てた塔なんだそうです。つまり、デリーの名所旧跡はなぜか?なぜのか?イスラム系建築物が圧倒的に多く、ヒンディーの歴史を知るのは寺院と庶民の生活からではないでしょうか?ヒンズー教徒が圧倒的に多く、一部イスラム教徒が存在しているインド社会。多種多様な民族と宗教が共存していると思っていました。
ちなみにクブトゥブミナールは、元ヒンズー寺院だったところに建てられています。不思議な共存。
私はいつも遅めの夏休みを取るので、今年も9月23日以降に夏休みをまとめて2週間取る事も一時考えたのですが、何となく、早めに7月~8月にかけて今年は取りました。そして、のほほんと嫌な目に1つも遭う事もなく、無事に帰国しました。一度もお腹を壊す事もなく、危険ということに気を配る必要もなかったのですが・・・こんな現実もインドにはあるということを知りました。
何も知らなかったのですが・・・実は9月24日という日はインドのヒンズー教徒とイスラム教徒にとって、重大な判決が出る日だったそうです。それは、インドに住んでない人以外知りようもなく、インドに居ても、ヒンズー語のニュースではわかるはずもありません。なんたって、何も理解できませんから。「アヨーディア事件」の裁判所判決が9月24日(金)に出るので、その判決内容いかんによってはデリーやムンバイなど人の多く集まる場所で暴動が起こる可能性があるということ。
『アヨーディア事件』の判決は、直前になって延期になったそうです。その事件は・・・「1992年ヒンドゥー・ナショナリストがアヨーディアにあるイスラム礼拝所に押し掛け徹底的に破壊し13人のムスリムがツルハシやナイフで殺害された。こ のモスク破壊事件の後、インド全域で大規模な反ムスリム暴動が発生し、死者の数は数千人に達した。最も多く死者を出したのはボンベイだった。ボンベイでム スリム暴動の先頭に立ったのはシブ・セナ党で警察や市当局はこれを黙認した。 この事件の判決が政治的に伸び伸びになった末、9月24日(金)午後3時半には出るとのこと。UP州のアヨーディア、ラクナウなどでも厳戒体制となってい る模様。 デリーでも日曜日にジャマー・マスジットで銃乱射事件があり犯人は捕まってない模様。 」
「ウッタル・プラデシュ州アヨディヤのバーブリー・モスクの土地所有権に関する判決が同州アラハバード高等裁判所から出される。同モスクは歴史的にヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立の争点になってきたものであり、1992年12月に同モスク建物が破壊された際にはインド国内各地で両教徒間の衝突に発展し、多くの死傷者が発生した経緯があります。このような状況を受け、8月下旬にインド内務省は国内各州政府に対して警戒を強めるよう要請しています。 」
「インド政府は国民に対して冷静な対応を呼びかけていますが、上記事情を踏まえてテロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意すると共に特に参拝者が集まる寺院やモスク、また、市場や駅等不特定多数の人が集まる場所には用事がない限り近づかないなど騒擾事件やテロ事件等に対する十分な注意をお願いします。また、外出が必要な場合には、周囲の状況に注意を払うなど安全対策を十分心掛けてください。 」
と、とても緊迫感のある情報が出回っていました。テロというのは、日本人には全くピン!とこない現実ですから、旅行者はとても無防備ですので、注意に注意を重ねる必要があるでしょう。私は7月に行って正解だったといえます。タイミングがずれたら、日本ではあり得ない状況に巻き込まれる可能性や、遭遇する可能性があります。
とても興味を引いたので、チェックしてみたところ、デリーなど大都市の学校は24~25はあらかじめ、お休みとされ、住民達は外出自粛、そして日本駐在員も国内出張中止だそうで・・・これは、ただならぬ様子です。
ジャマー・マスジットというのはオールド・デリーの有名なイスラムのモスクでもあります。ラール・キラーという赤い城と呼ばれる世界遺産から近い場所にあります。私は、そのモスクに行く事を実は楽しみにしていました。しかし・・・友達によって却下されて、行く事ができませんでした。理由はそんな所に行く時間がないっていうか、そんな所行っても仕方ないってことだったかな・・・本人はとても行きたくなかったようでした。以前も乱射事件があったという記事を読んだような・・・。ガイドブックでは、とても行くべきポイントでしたが、そんなことは書かれていませんでした。。。やはり現地の人は、色々と知っているから、警戒感もあり、防衛本能もあり、常に気を配っている。
また、インドに行きたいと思っていますが、時期、季節、タイミングというのは、とても重要だと思います。なので、宇宙の導きがある時に行きたいと思います強運でないと、何かと大変なのがインドですから。
ちなみにクブトゥブミナールは、元ヒンズー寺院だったところに建てられています。不思議な共存。
私はいつも遅めの夏休みを取るので、今年も9月23日以降に夏休みをまとめて2週間取る事も一時考えたのですが、何となく、早めに7月~8月にかけて今年は取りました。そして、のほほんと嫌な目に1つも遭う事もなく、無事に帰国しました。一度もお腹を壊す事もなく、危険ということに気を配る必要もなかったのですが・・・こんな現実もインドにはあるということを知りました。
何も知らなかったのですが・・・実は9月24日という日はインドのヒンズー教徒とイスラム教徒にとって、重大な判決が出る日だったそうです。それは、インドに住んでない人以外知りようもなく、インドに居ても、ヒンズー語のニュースではわかるはずもありません。なんたって、何も理解できませんから。「アヨーディア事件」の裁判所判決が9月24日(金)に出るので、その判決内容いかんによってはデリーやムンバイなど人の多く集まる場所で暴動が起こる可能性があるということ。
『アヨーディア事件』の判決は、直前になって延期になったそうです。その事件は・・・「1992年ヒンドゥー・ナショナリストがアヨーディアにあるイスラム礼拝所に押し掛け徹底的に破壊し13人のムスリムがツルハシやナイフで殺害された。こ のモスク破壊事件の後、インド全域で大規模な反ムスリム暴動が発生し、死者の数は数千人に達した。最も多く死者を出したのはボンベイだった。ボンベイでム スリム暴動の先頭に立ったのはシブ・セナ党で警察や市当局はこれを黙認した。 この事件の判決が政治的に伸び伸びになった末、9月24日(金)午後3時半には出るとのこと。UP州のアヨーディア、ラクナウなどでも厳戒体制となってい る模様。 デリーでも日曜日にジャマー・マスジットで銃乱射事件があり犯人は捕まってない模様。 」
「ウッタル・プラデシュ州アヨディヤのバーブリー・モスクの土地所有権に関する判決が同州アラハバード高等裁判所から出される。同モスクは歴史的にヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立の争点になってきたものであり、1992年12月に同モスク建物が破壊された際にはインド国内各地で両教徒間の衝突に発展し、多くの死傷者が発生した経緯があります。このような状況を受け、8月下旬にインド内務省は国内各州政府に対して警戒を強めるよう要請しています。 」
「インド政府は国民に対して冷静な対応を呼びかけていますが、上記事情を踏まえてテロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意すると共に特に参拝者が集まる寺院やモスク、また、市場や駅等不特定多数の人が集まる場所には用事がない限り近づかないなど騒擾事件やテロ事件等に対する十分な注意をお願いします。また、外出が必要な場合には、周囲の状況に注意を払うなど安全対策を十分心掛けてください。 」
と、とても緊迫感のある情報が出回っていました。テロというのは、日本人には全くピン!とこない現実ですから、旅行者はとても無防備ですので、注意に注意を重ねる必要があるでしょう。私は7月に行って正解だったといえます。タイミングがずれたら、日本ではあり得ない状況に巻き込まれる可能性や、遭遇する可能性があります。
とても興味を引いたので、チェックしてみたところ、デリーなど大都市の学校は24~25はあらかじめ、お休みとされ、住民達は外出自粛、そして日本駐在員も国内出張中止だそうで・・・これは、ただならぬ様子です。
ジャマー・マスジットというのはオールド・デリーの有名なイスラムのモスクでもあります。ラール・キラーという赤い城と呼ばれる世界遺産から近い場所にあります。私は、そのモスクに行く事を実は楽しみにしていました。しかし・・・友達によって却下されて、行く事ができませんでした。理由はそんな所に行く時間がないっていうか、そんな所行っても仕方ないってことだったかな・・・本人はとても行きたくなかったようでした。以前も乱射事件があったという記事を読んだような・・・。ガイドブックでは、とても行くべきポイントでしたが、そんなことは書かれていませんでした。。。やはり現地の人は、色々と知っているから、警戒感もあり、防衛本能もあり、常に気を配っている。
また、インドに行きたいと思っていますが、時期、季節、タイミングというのは、とても重要だと思います。なので、宇宙の導きがある時に行きたいと思います強運でないと、何かと大変なのがインドですから。
はじめまして。チェンナイとは南インドですね。南インドは北より緩い違う空気なのではないのでしょうか?
ただ、情報は集めてくださいね。英語のニュースや英語の新聞、ネットでもインドの新聞が見られます。
インド人に聞くのが一番いいって思います。特にクレバーな人ほど注意深いです。
あの判決の日にデリーに行くのは、知らないからでしょうか?会社の危機管理を見直した方がいいです。
デリーの日本企業の方々に聞いてみたらいかがですか?私は日本人会の方にも現地情報を聞いて旅行しました。
ヒンディーは、全く理解不能ですから、英語で把握するしかないかと。
気を付けて、頑張ってください。
バンガロールよりのコメント驚いています。ありがとうございます。友達以外読まないものと、思っていまして・・・それにしても、心配ですね・・・。滞在してない私としても、とても気になります。日本人の私だけでなく、インド国外のどの国の人にもインドの慣習や現実は理解しづらいものですから、予測がつかないというか{汗}根本的に考え方や思考がどう形成されているのか?わからないもので。
車に乗るだけで、移動するだけで、すっごい疲れるのがインドです{汗}
バンガロールはピラミッド型の有名な寺院があるそうで、いつか?行きたいと思ってます。。。気になるのでしみず様のブログにも情報UPして下さい。時々、チェックします。
Good Luck{超びっくり}
今3カ月間の出張でインド(バンガロール)に来ています。
本日会社から判決前に帰り、外出は自粛する様にとの指示を受けました。今はホテル待機状態です。
今の所、周辺では何も起きていません。
身近でテロの可能性があるのは、人生初の事なので、
どうなるか、ドキドキしていますが、
できれば、強運でなくても、何事もない様にと願わずにはいられません。