きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

シュロの木の森(愛の傷)

2009年08月26日 | 韓国
シュロの木の森(愛の傷)(原題:종려나무 숲)  2005年  
監督:ユ・サンウク 
出演:キム・ミンジョン、キム・ユミ、チョ・ウンスク 



邦題は「愛の傷」
シュロの木の森じゃぁいけない事情があったんでしょうかね、謎(邦題酷すぎ)

仕事で巨済島に滞在していたインソは今はソウルにいて前日にお見合いをして強引に会いに来たソンジュに巨済島で出会ったファヨンの話をする
その話のなかでファヨンの祖母ポンエが丘いっぱいにシュロの木を植えた理由を話してきかせる
現在と2年前と30年前の3つの話が同時進行する手法が面白い
特に30年前に祖母ポンエが嫁に来て、2つ年下のファヨンの母と親子になった話が一番面白くて、日本昔ばなし、じゃなくて韓国昔ばなしの世界に入ったみたいな感覚でした

自分の意思を通すことができなかった女はずっと我慢して待つだけの存在で、そんな存在だったことの象徴をシュロの木に例えたんでしょうね
母と祖母はシュロの木に希望を託して生きてきたけれど、ファヨンが二人の人生を見届けたあとはシュロの木を消し去って自分の人生を生き直した話でしょ

どこかでこの映画を純愛ものみたいな説明してたところがあったし
ましてや邦題を「愛の傷」だなんて、なーーんか違うと思うんですけどね



これ2005年に公開された映画なんですね
2000年以前のものかと思った(笑)
エンターテイメントな映画の中では埋もれてしまいそうな映画
主役も地味(ファンの方ゴメンネ)だしな~

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エリート弁護士のインソ(キム・ミンジョン)は仕事で訪れた巨済島(コジェド)の造船所でファヨン(キム・ユミ)に出会う。ファヨンは寝たきりの母と母を看病する祖母ポンエ(チョ・ウンスク)と暮らしていた。彼女の純粋さと内に秘めた激しさに急速に惹かていったインソは、ある日酒に酔ったファヨンを丘の上の彼女の家まで送り届ける、そして祖母からシュロの木の話を聞く。


純愛中毒

2009年08月26日 | 韓国
純愛中毒(原題:중독)  2002年  ☆☆☆☆
監督:パク・ヨンフン
出演:イ・ビョンホン、イ・ミヨン、イ・オル 




義理のお姉さんを愛しちゃう話かと思ったら
いや、間違いではないんですけど
そうくるのか、、、っていうか
観終わってからあれこれ考えて
サスペンスではない、もちろんホラーでもない
でもちょっとゾクゾクってしました



兄のホジン役はイ・オル
「サマリア」で父親役だった人ね

自宅で家具を作りながら家を素敵にコーディネイトして花を飾って
美味しい食事を作ってくれて
記念日にはプレゼントを欠かさない
雨の日には傘をもって迎えに来てくれる
(コンビニに頼んで好きな曲を流してくれて)
いつも、愛してるってメッセージを贈ってくれて
究極の理想的な旦那さんだわ~

まっ、、、それはいいとして



この映画はテジン(イ・ビョンホン)に尽きるわけですよ

心から兄ちゃんを愛してたし
ひと目惚れしたウンスも愛してて
きっと病室でこん睡状態から目覚めた時に状況を知って決意したのね
自分をこの世から消し去ってもウンスを愛したかったんだ

悪人は誰もいないのに
ゾゾ~~っと悪寒がする
ホジンが可愛そうな気がするし(いや兄ちゃんは安心してるのか?)

観終わってから釈然としない複雑な気持ちになる
助かる見込みがないと宣告されて決断して夫を見送ったウンスは
あの時誰を見送ったのか
そしてこれから誰を愛して生きていくのか



ところでラブシーンですが、、、
   たっぷり魅せてくれましたね(^^ゞ

イ・ミヨンさん好きなんですけど
彼女はワケありな女性役が似合うわね

イ・ビョンホンはこれが2作目鑑賞ですけど、面白い作品を選んでるな~





家庭的で落ち着いた性格のホジン(イ・オル)は家具アーティスト。その弟のテジン(イ・ビョンホン)はカー・レーサー。対照的な2人だが何でも包み隠さず話し合う仲の良い兄弟。ジンの妻ウンス(イ・ミヨン)と3人で郊外にある一軒家で仲良く暮らしていた。ある日、レース中にテジンの車が事故にあい、同時刻にホジンの乗ったタクシーもトラックと衝突事故を起こし2人とも昏睡状態になる。

覆面ダルホ ~演歌の花道~

2009年08月26日 | 韓国
覆面ダルホ ~演歌の花道~(原題:복면 달호)  2007年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:キム・サンチャン、キム・ヒョンス
出演:チャ・テヒョン、イム・チェム、イ・ソヨン、チョン・ソギョン




「シャ乱Qの演歌の花道」の韓国リメイク版
覆面かぶるとこまでそっくり同じらしいです
元作品は見てないけど、覆面ダルホ、面白かった☆
軽い感じでクスクス笑いながらリラークスして観る映画っていいよね

なにがいいって、そりゃ~なんと言っても
テヒョン君でしょ


ひと目惚れしたソヨンとのラブストーリを絡ませて話が展開していくんだけど
そのあたりの話は結構ありきたりでつまんなかったりするんですよね
でもダルホ見てるだけで楽しい
お尻をキュッと上げろとか、顔は上げろ、体は45度とか、腰の振り方とか、演歌に目覚めたダルホが社長から歌の指導を受けているときの真面目な顔が可笑しくて笑える



ダルホのデビュー曲「二車線の橋」がなかなかいい歌なんです
レッスンの時はさほど感じなかったけど、ダルホさすがに社長に見出されただけあって
初舞台は普通に聞き入っちゃいました(笑) テヒョン君歌上手ね
テヒョン君は実際にアルバムも出してる歌手でもあるそうで(そうだったのか~)
ラストのこのシーンはコンサート見てる気分で盛り上がっちゃいました、楽しかった☆



大物トロット歌手ナ・テソン役のイ・ビョンジュンさん
いい声で歌が上手いから歌手かと思ったけど俳優さんなんですね
五木ひろしを100倍大袈裟にした感じで可笑しかったんですけど
実際のプロット界(そういう名称?)から苦情は来たりしないんでしょうね~(笑)
どんどんエスカレートしていって最後側転したときは爆笑もんでした

ラストはテヒョン君で堪能したのでエンドロールに何かでてくるかなぁ
もう一声なんか欲しいって思ったら大物歌手テソン氏はちゃーんと出てきてくれてましたよ~
来年の歌謡大賞を目指すオーバーアクショントロットを見ることができて
ナイスなエンディングでした☆



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ポン・ダルホ(チャ・テヒョン)はロックスターを夢見て今日も地方のナイトクラブでシャウトしていた。そんなダルホの声に演歌の魂を感じたチャン社長(イム・チェム)は、ダルホを自分のプロダクションにスカウトする。レコードデビューという甘い誘いにのってバンド仲間を捨ててソウルへ向かうダルホ。だがチャン社長のプロダクションが演歌専門会社だと知り慌てて逃げ出そうとする。そんななか、ダルホは新人女性歌手のソヨン(イ・ソヨン) にひとめ惚れしてしまった。