きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

1942 奇談

2011年10月14日 | 韓国
1942 奇談(原題:기담)  2007年 
監督:チョン・シク、チョン・ボムシク
出演:チング、イ・ドンギュ、キム・テウ、キム・ボギョン、コ・ジュヨン

奇談


これは好き嫌いが激しく分かれる映画じゃないですかね
つまらんとパッサリ切られるか、私みたいに好き~って人と

大好きなキム・テウが出てるのでずっと観たかったんですよね
日本版が発売されているというのになかなか見つからなかった
見つけたときは嬉しかった~♪

最初は質のいいお化け屋敷に入ったような感覚
怪しげで何が飛び出すのかわかんなくてドキドキしました
夜、一人で部屋の明かりを半分にして見てましたわ
ホラー好きではないんだけど、怖いのは比較的大丈夫なんですよね
でも、あさ子の絶叫や痙攣する顔が超恐かった
後で調べてわかったんだけど、彼女は「九尾狐家族」出てた子役ちゃんなのね
韓国の子役って本当に凄いとしみじみ思います

病院で起きる3部形式の物語
不思議なつながり方で、時間経過もわかりにくいので物語としてしっかり理解できるわけじゃないけど、いいの、お化け屋敷だから(笑)

・氷の下の美しい死体
・母親の婚約相手を愛してしまった娘
・影が映らない女

エピソードタイトルだけでもゾクゾク感満載☆

主役はチングのような、そうでないような、、
キム・テウが登場してからがぜん面白くなりました
派手さはないんだけど、やっぱり彼はいいわ~

日本統治下のアンセン病院の話だから日本的な要素が多いんだけど
韓国映画でこれほど違和感なく日本が描かれるのは珍しい気がします
それがさらに怪しさを増してます

キム・ウンスの日本語の台詞が途中で突然吹き替えになってたのが謎だったんだけど
これは日本語版だけらしいです
彼は日本で映画の勉強してたから日本語がすごく上手なのにね
どうして吹き替えたんでしょね

新感覚ホラー
怖かったけど、観終わった後切なさが残る作品でした



1942年。東京に留学していたエリート脳外科医ドンウォン(キム・テウ)は、妻のイニョン(キム・ボギョン)を連れて京城(ソウル)の安生病院に赴任してくる。そこには、病院院長の娘と婚約している医大実習生パク・チョンナム(チン・グ)や、足の不自由な天才医師イ・スイン(イ・ドンギュ)ら、各々の事情を抱えた人々がいた。そんな中、病院に自殺した女子高生の遺体が運ばれてくる。