借金してもパチンコがやめられない青年
母親の過去を辿り人探しをする弁護士
ホームレスのモーゼ
妻を亡くし息子と絶縁状態のサラリーマン
売れない崖っぷちアイドル
アイドルおたくの青年
それぞれの群像劇が感動のラストに繋がります。
前半は関係性も見えないしテンポも今ひとつだったんだけど、後半は泣かされました。
借金取りに追われてるのにどうしてもパチンコがやめられない、
優しい子なのに何をやっても上手くやれない、、こういう子普通にいるもんなぁ。
岡田君はこういうダメダメな役も上手く演じてました。
どうしようもなくてオレオレ詐欺をしようとして偶然かけた電話に出た老女。
シンヤは老女の息子と思われる「健一」になりすますが
話しているうちに、亡くなった自分の母を思い出し、借金の事を言いだせない。
やがて、老女が亡くなった事を知り彼女を家を訪ねる。
母が亡くなったことからいまだに立ち直れないシンヤと
わが子を2歳で失い孤独に生きてきた老女(ジュピター)
オレオレ詐欺の電話で会話した二人だったけど
シンヤは母と、
ジュピターは息子の健一と
もう一度話すことができたんだよね。
陰日向に生きる人々。
どこにでもいる私たちの話、
みんな誰かと寄り添って繋がって生きてるんだよね。
陰日向に咲く 2008年
監督:平川雄一朗
出演:岡田准一、宮崎あおい、伊藤淳史、塚本高史、三浦友和、西田敏行
原作:劇団ひとり
観光バスの運転手シンヤ(岡田准一)は、ふとしたきっかけで浅草で寿子(宮崎あおい)と知り合う。寿子は35年前に浅草で芸人をやっていた母・鳴子(宮崎あおい・2役)の消息を追っていた。鳴子は売れない芸人の雷太(伊藤淳史)とコンビを組んで、ストリップの幕間に漫才をやっていたのだ。しかし雷太の行方はわからなかった。パチンコ依存症のシンヤは借金を重ねたあげくオレオレ詐欺に手を染める。
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