きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

百万円と苦虫女

2013年02月28日 | 日本
先ずは一言。
おもしろかった!

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東京練馬の団地で育った鈴子
ごく普通の、でも史上最強に地味な女子

巻き込まれ型女子のロードムービー

「自分探し、みたいなことですか?」
「いや、むしろ探したくないんです。探さなくたってイヤでもここにいますから」

自分探しの旅じゃなくて
自分を探さない旅

最初は弟と仲が悪いのかと思ったけど
ねーちゃんとおとうとの関係で泣かされました
手紙を書いてねって話をして
二人で手を繋いで歩く場面
まだ始まったばかりだったけど
それだけでジーンとしちゃった
たぶん説明はいらないんですよね
喧嘩もするけどお互いを思いやってる

家族団らんの食事の時に(手巻き寿司と手作りケーキ)
バラバラに自分の好きなこと言ってぶつかるところ
テンポが良くていいね
笑っちゃいます

引っ越すたびに手製のカーテンを取り付けるところが好きだった
100万円貯めるごとに引っ越すという破天荒な生き方している彼女が
本当は真っ当でキチンとした女の子だってことを証明しているみたいです

ラストはハッピーエンドかな
違うかな?
でもどっちでもオッケーよね
大事なことは一歩進みだしたってこと
追いかけてきた彼(森山未來)を確認しても
「追いかけてくるわけないか」って言葉で終わるとこが
鈴子が次に進んでいく姿を表しているようで好きでした

なんたって蒼井優がキュートで、やっぱり彼女好きだわ~☆
元気が出る映画です




百万円と苦虫女  2008年  ☆☆☆☆☆  
監督:タナダユキ
出演:蒼井優、森山未來、齋藤隆成

短大を卒業後、フリーターをしている鈴子は、バイト仲間からルームシェアを持ちかけられて実家を出る事にした。しかしひょんな事から事件に巻き込まれ、警察沙汰に。前科者になってしまった鈴子は、「百万円貯まったら出ていきます」と家族に宣言し、バイト掛け持ちで懸命に働く。やがて実家を出た鈴子は、とある海辺の町にたどり着く。海の家で働き始めるが、貯金が百万円貯まると、あっさり次の土地を目指して旅立つのだった。



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