きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

焼肉ドラゴン

2019年03月30日 | 日本


2018年6月公開
これも平成に観た映画は平成のうちに記録☆

国家に翻弄され、自分の力ではどうしようもない時代の流れのなかで必死に暮らした話。
肩寄せあって生きてきた家族が、それぞれに進む先が想像できるから、
なおのことラストは切なくて、せめてもの幸せを祈るばかりでした。
切ない。

長女への思いを秘めたまま次女と結婚する哲男の恋の話と、
学校でいじめられる息子の話と、
立ち退きの話と、
ちょっと分散しちゃった感はあるけれど、

井上真央は体当たりの演技で良かったな。

そして、何より素晴らしかったのは、名優キム・サンホ。
片言の日本語で感情豊かに演じてました。
あの夫婦には涙しました。


キム・サンホの映画で私が好きなのは 「楽しき人生」 ←レビューはこちら
彼はこの演技で青龍助演男優賞を受賞しました。




焼肉ドラゴン  2018年
監督:鄭義信
出演:真木よう子、大泉洋、井上真央、キム・サンホ、大谷亮平、桜庭ななみ

日本万国博覧会が開催された高度経済成長期の1970年、関西地方で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む龍吉(キム・サンホ)と妻・英順(イ・ジョンウン)は、娘3人と息子と共に暮らしていた。戦争で故郷と左腕を奪われながらも、前向きで人情味あふれる龍吉の周りには常に人が集まってくる。


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