ミンソ役のペク・チニは「フェスティバル」でチャヘを演じてた女優さんだったのね。
どっかで見たことあるなぁってずっと思いつつ見てました。
ミンソは実は英語塾に行きたくてバイトしてるんだから勉強する気もあるし頭もきっと悪くないと思うんだけど、拾った財布はネコババするし、ガソリンを車内にかけるし、無表情で無愛想でちょっとイヤな感じの女子高校生。
バンドゥビってベンガル語で「真の友人」という意味なんだそうです。
バングラデシュから韓国へ働きに来たカリムという青年を通していろんなことを感じてミンソが大人になる話。
なんたってラストのシーンがすごくいいです。
学校から学ぶことは何もないと思ったミンソは、学校をやめて働くことを選ぶ。
ちょっと大人になった(服装が落ち着いている)ミンソがバングラディシュ人がやっているレストランへ行き、カリムが作ってくれた料理と同じものを注文して、それを黙々と食べるの。
真の友人のカリムのことを思い出しながらエンディングロールが流れる横でひたすら黙って食べる。
黙々と食べるシーンに驚いて、そして感動したのでした。
僕たちはバンドゥビ(原題:반두비) 2009年
監督:シン・ドンイル
出演:Mahbub Alam Pollob、ペク・チニ
恋人の世話で忙しい母親を持ち、自立心と孤独感のはざまに立つ女子高生ミンソ(ペク・ジニ)。ネイティブ英語塾に通おうとさまざまなアルバイトを始めるものの、資金を思うように貯められないミンソは、バングラデシュ出身の出稼ぎ労働者カリム(マーブブ・アラム・ポロブ)の財布を拾い、そのまま知らんふりしてしまう。
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