「はしょったね」
「そうかな はしょったかな、、この前のはなんだったのかな とか思ってさ」
「この前のもあたしのきもちだよ」
川原の高架下のようなところで
宮崎あおいと風間俊介がこんな会話をして始まる
「はしょったね」がなんなのか
ずっと気になってたけど
、、うーーん、、想像するしかなさそうです
独特な作品でした
セリフがあまりにも独特で
そうだろうと思ったけど
台本としてあるセリフでなくて
シュチュエーションだけが決まっていて
あとは役の気持ちになってその場で出てくるセリフを話しているそうです
だから会話がものすごーーく普通
っていうか
あまり意味のない会話の繰り返しが多い
日常生活の会話って、、実はこんな感じなのかな?
(映画の中のセリフって日常じゃなかったのか、、とはたと思う、笑)
ストーリもほとんど展開しない
自殺未遂をした友達に会いに行く話
会って何をするでもなく、ただ会いに行く
4人の女性には当然ながら今抱えているなにがしのことがあって
それが垣間見える
それだけ、、、
そういう手法をとる監督さんみたいですね
ものすごく静かな映画で、私は決して嫌いではないけど
途中、前の方から男性のいびきが聞こえてきて困った
ペタルとは花びらという意味
花びらのダンス
確かに揺ら揺らと花びらが風に吹かれて舞っているような作品だった
4人の女性がそれぞれの花びらの存在感を見せてて
それを観てるだけでもいいなぁと感じました
でも、、正直、、正直もうちょっと何か起きてほしいって思いましたけどね、、、
☆渋谷シネクイントで鑑賞☆
ペタルダンス 2013年
監督:石川寛
出演:宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵
大学からの友人である、ジンコ(宮崎あおい)と素子(安藤サクラ)。ある日、同じく大学時代の友人で、一人だけ地元で暮らしているミキ(吹石一恵)の妙なうわさを耳にする。それは、彼女が自分から海に飛び込んでおぼれたものの、助かったというものだった。ジンコたちは休みを合わせ、うわさの真相とミキの様子を確かめようと、彼女のいる町へと向かうことにする。ジンコが勤め先の図書館で出会った原木(忽那汐里)も運転手として加わり、三人は一泊二日のスケジュールで車で旅をする。
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