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本日は住まいのチェックポイント・・・トイレ編です。
トイレへいつまでも自分で行けることが、元気で健康に暮らすための基本です。
トイレは使い続けられる環境かどうか、考えてみましょう。
トイレ
*トイレの出入り口と廊下の間に段差はありませんか?
・・・・・小さな段差でも、つまずいて転倒する恐れがあります。
*トイレの戸は、引き戸化開き戸ですか?
・・・・・内開き戸は、開閉に必要な面積を多く取るため、「狭いトイレでは出入りしづらく、また開閉時の足の前後左右の動きが、
つまづきや足のもつれる原因となります。
さらに、トイレの中で、体調が悪くなり倒れた際、外からドアがあけにくくなります。
*カギは、外から開錠できますか?
・・・・・外から開錠できないと、救出が難しくなります。
*トイレのスペースに、余裕がありますか?
・・・・・スペースに余裕がないと、足腰が弱ったときに、トイレで衣服の着脱や便座の立ち座りなどのサポート(介助)がしにくくなります。
*トイレの床は、すべりにくく、掃除しやすいですか?
・・・・・掃除しづらいトイレは、不潔になりやすいです。
*夜間トイレの証明スイッチは、わかりやすいですか?
・・・・・夜間トイレに行って、暗い中でスイッチを探すのは大変です。
*トイレの照明は便器や足元が、よく見えますか?
・・・・・照明の取り付け位置がずれていると、足元や便器の中が見づらくなります。
*立ち座りがしやすく、使いやすい洋式トイレですか?
・・・・・和式トイレは、足腰が弱ったときには、トイレの使用が困難になり、
壁や窓際、ペーパーホルダーにつかまるなど、立ち座りに苦労します。
*便器の色は何色ですか?
・・・・便器の内側が白色でないと、排泄物が見えにくく、自分の健康状態がチェックしづらくなります。
*温水温風洗浄便座を使っていますか?
・・・・・排泄の後始末がしづらくなると、不潔になりやすいです。
*トイレは冬でも暖かいですか?
・・・・・居間などとの温度差がある寒いトイレでは、排泄時の力みも加わり血圧の変化により、倒れてしまう危険もあります。
新築や改築時のワンポイントアドバイス
トイレの片側を収納スペースやカウンターにしておけば、いずれサポート(介助)が必要になった時に、それを取り外して、サポートのスペースにすることができます。
トイレと脱衣室が隣接し、それぞれのスペースが狭い場合は、堺の壁を取り、ワンルーム化することによって、トイレ・脱衣室でのサポートのスペースを確保することができます。
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