今日は版画工房の日。
ちょっとだけ専門的なお話。
写真や手描きの原稿をフイルムに焼いて、露光機にかけて製版する。
これだけ書くと、スクリーンプリントもそうだしフォトエッチングもそうだね。
ポリマー樹脂の張ってある版を使用するから、ポリマー版画。
銅版画のインクで、銅版画のプレス機で刷ります。凹版です。
私は写真というより、イラストをフイルムに印刷したり、直接フイルムに描いたりして版を作ります。
今回は、以前描いたイラストを元にフイルムを制作。
それを露光機にかけて、製版をして、水の中へ。
そうすると、原稿に描かれた部分は光を遮断されて硬化していないので、ポリマー樹脂が水に溶ける。
それを乾燥させて(ちょっと大まかに書いています)、インクを乗せ、プレス機で刷る。
腐食液を使用しないから、危険を伴わない。
でも、水洗いしているときの匂いはちょっと気になる。
版はちょっとデリケート。
早めにエディション刷り終えるほうがいいかも。
いつもよりやわらかい寒冷紗を使用してやさしくインクを詰める。
今日の出来栄えは…。
明日紙版を加えて2版にしてみようっと。
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