新型コロナウィルス感染拡大防止策として、神奈川県知事から外出自粛要請の出た3月最後の週末。その上、29日(日)には桜が満開にもかかわらず、関東地方を寒波が多い、温暖な横浜、しかも暖冬の年にあって、初めてといってよい積雪が見られました。
このように家にこもらざるを得ない時間をどう過ごそうかということで、3年半ほど前からやろうと思いながらやらずじまいで来ていた、Facial Action Coding SystemのFinal Testに挑戦することにしました。
Facial Action Coding System(FACS)というのは、表情分析のパイオニアであるP.エクマン、W.V.フリーセンらが開発した分析ツールの事です。このFACSによる表情のコード化(2009年のアメリカのTVドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』をご覧になられた方は、分析の場面が多々登場しますので、イメージがつくかもしれません)の手法を学び、最終テストに合格すると、FACSコーダーとして認定されます。テストの合格要件ですが、全34問の表情を分析し、2名のFACS認定コーダーの分析と70%以上の相関があることが求められます。
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表情分析については、当ブログのカテゴリ「表情分析」および記事内のリンク先をご覧いただきたいのですが、表情分析と出会ってから4年半、自分の至らなさを痛感させられっぱなしです。最終テストも悪戦苦闘の末に何とか合格することができましたが、ここまで苦戦すると、むしろ「これでようやくスタートラインに立てたかな?」という思いの方が強いです。
今まで一緒に学んできた皆さん、先生に感謝申し上げます。遅くなりましたが、ようやく良い報告ができて安堵しました。引き続きよろしくお願いいたします。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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