第141回YMSの後は、「オオサカジン」の皆様との懇親会。魚、肉、野菜、お酒、地元産にこだわるお店、「大阪産料理 空」で行われました。
大阪というとあまり農産、水産物、畜産物のイメージがありませんでしたが、そういう点では意外と農業都市でもある横浜と似ているかもしれません。とはいえ、僕もこれは知っていました。
泉州の水なす。シンプルに醤油をかけて食べるだけですが、本当に美味しくて昔から大好きです。
全てをご紹介することはできませんが、これは「ガッチョ(ネズミゴチ)」の唐揚げ。初めて聞きましたが、地元の皆さんはご存知でしたのでポピュラーな魚のようです。姿形からして有明海のムツゴロウのように干潟や浅海にいそうな魚です。身は柔らかい白身で上品な味わい、ハゼのようなかんじでした。
最初見た時は奈良漬けかと思いましたが、なすのぬか漬けの古漬けとじゃこ海老を和えたものです。こちらも地元の皆さんはご存知でした。
ホタルイカの沖漬けですが、軽く炙ってあるところが新鮮に感じました。
さて、大阪の地酒に移りましょう。初めは、有名な大阪最北部、豊能郡能勢町にある秋鹿酒蔵の「秋鹿 千秋 純米酒」。酒米づくりから酒造りまで一貫して手掛ける酒蔵さんだそうです。軽い飲み口ながらもまろやかさがありとても飲みやすく、つい量が行ってしまうお酒です。
因みに能勢は、大阪のバーで見かける「ノセミネラルソーダ」で聞いたことがありました。
つづいて、泉佐野にある北庄司酒造店「しょうのさと 北シリーズ 辛口純米生原酒 大阪産山田錦」。裏のラベルによれば、お笑いコンビ「シャンプーハット」のてつじさん監修の大阪産山田錦を100%使用しているのだそうです。先ほどの千秋がアルコール度数14%と抑えめだったのに対して、こちらは17.9%もあります。それでいて適度な甘みとコクがあり、こちらもとても飲みやすく仕上がっています。
最後にご紹介するのは、池田のお酒「呉春 池田酒」。とてもリーズナブルなお酒なのですが、変なアルコール臭もなく、この日の蒸し暑さも手伝ってか食事に合わせすいすい飲めてしまいます。今回であった大阪のお酒は、米の旨味が主張し過ぎることなく、全体としてスッキリとした中にも適度な丸みがあり、飲み飽きないタイプのお酒が多かったです。
大阪産料理空堀江店
大阪府大阪市西区北堀江1-1-27 イマイビル1階
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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