1月16日、空気を読むを科学する研究所主催のMiXトレーニング講座を受講しました。Mixというのは、表情分析の第一人者、D.Matsumoto博士が開発した包括的微表情トレーニングメソッドのことで、これまでもベーシックなものの他、マスクをした場合の微表情を読む「Masked MiX」をご紹介してきました。
表情を読み取る際、一般的なトレーニングのように対象が必ずしも正面を向いているとは限りません。そこで今回の「MiX Elite」は、対象が斜めや真横を向いている場合の微表情を読み取るためのトレーニング・ツールとなります。
<以下の画像は、空気を読むを科学する研究所の許可を得て掲載しております>
トレーニングでは、7つの基本感情(悲しみ、幸福、怒り、軽蔑、嫌悪、恐怖、驚き)の微表情について、それぞれ正面から見た場合、斜め3/4から見た場合、真横から見た場合について、動画による解説がなされ、学習を終えたら練習に入ります。そして最終的にテストを受け、以下の基準を満たすと他のMixトレーニングと同様、認定証が授与されます。
Proficient:正解率80~89%
Expert:正解率90~94%
Master:正解率95%以上
今回は「MiX Elite」と名前がついているだけあって、微表情の表示速度が0.06秒と、これまでのトレーニングより難易度が上がっていました(これまでのツールは0.1秒。因みに、0.5秒以下で表出する表情が「微表情」と定義されます)。それでも、正面や斜め3/4の顔であればまだついて行けます。問題は、真横の顔。真横になると表情筋の動きから得られる情報が格段に少なくなるため、戸惑いました。0.06秒で判別できるようになるには、少し時間がかかりそうです。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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