Old Kanebo Sumoto Factory, Sumoto City, Hyogo Pref.
さてさて、見頃の水仙を満喫したワタクシ達は、続いて兵庫県洲本市を目指しました。
洲本は淡路島の中心地であり、現在は人口約46000人の市なんですよ
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洲本市の中心部に見事な赤レンガの建物があるんです。これは明治時代に建設されて、
洲本の近代化に大きく貢献した鐘紡の工場跡です。最初の工場の操業が明治33年だそうで、
明治42年には第二工場の操業が始まりました。その後も第三工場、第四工場、第五工場、共同宿舎、女学校などが
次々とつくられていったのですが、オイルショックの影響などから徐々に規模が縮小していき、
昭和61年(1986)には紡績工場としての役割を終えたんですよ
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その後、工場跡の活用方法が考えられた際に、「レンガ造りという歴史的に価値のある建造物を残せないか」
という要望が出された結果、現在は市の公共施設や飲食施設として再利用されています。
平成19年には経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されたとのことです
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この建物は「洲本アルチザンスクエア」と言いまして、かつての第二工場汽缶室が複合商業施設になっています。
この日は周囲に冬咲きチューリップが満開でして、なかなか素敵な光景でした
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ワタクシ、「アルチザンスクエア」という名前が気になりました。
「アルチザン」って「革命運動などを行うゲリラ組織」のことだと思うので、変な名前をつけたのだなぁと思ったんです。
調べてみると「アルチザン」はフランス語で「職人」のことでして、
「革命運動などを行うゲリラ組織」は「パルチザン」でした。ああ、恥ずかしい
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紡績工業は日本の近代化、工業化の一翼を担っていました。大阪でも貝塚市を中心に日紡(現ユニチカ)が
巨大な工場を建設し、かつては紡績業で大いに栄えた歴史があります
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明治時代以降、日本の産業構造は何度か大きな変革期を迎えてきました。
そして、労働人口が極端に減少し、それを補う人工知能の登場は新たな産業構造の大変化をもたらすでしょうね
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現在稼働している工場も、100年先には「産業遺産」に指定されるのでしょうか。
その頃には生きているはずもないので自分の目で確認は出来ませんな
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こちらの建物は「淡路ごちそう館御食国」として、飲食店や土産物店として利用されています。
赤レンガの美しい工場群が廃墟になること無く、新しい生命を与えられてよかったと心から思いました
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使用したカメラ:2,3,4,8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
恥ずかしながら今回まで、淡路島にこれだけ立派な赤レンガ建造物があることを知りませんでした。
身近なエリアでも、まだまだ知らないことが多いものです。
新しいものを知る時、見る時は本当に心がワクワクしますね。
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さてさて、見頃の水仙を満喫したワタクシ達は、続いて兵庫県洲本市を目指しました。
洲本は淡路島の中心地であり、現在は人口約46000人の市なんですよ
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洲本市の中心部に見事な赤レンガの建物があるんです。これは明治時代に建設されて、
洲本の近代化に大きく貢献した鐘紡の工場跡です。最初の工場の操業が明治33年だそうで、
明治42年には第二工場の操業が始まりました。その後も第三工場、第四工場、第五工場、共同宿舎、女学校などが
次々とつくられていったのですが、オイルショックの影響などから徐々に規模が縮小していき、
昭和61年(1986)には紡績工場としての役割を終えたんですよ
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その後、工場跡の活用方法が考えられた際に、「レンガ造りという歴史的に価値のある建造物を残せないか」
という要望が出された結果、現在は市の公共施設や飲食施設として再利用されています。
平成19年には経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されたとのことです
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この建物は「洲本アルチザンスクエア」と言いまして、かつての第二工場汽缶室が複合商業施設になっています。
この日は周囲に冬咲きチューリップが満開でして、なかなか素敵な光景でした
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ワタクシ、「アルチザンスクエア」という名前が気になりました。
「アルチザン」って「革命運動などを行うゲリラ組織」のことだと思うので、変な名前をつけたのだなぁと思ったんです。
調べてみると「アルチザン」はフランス語で「職人」のことでして、
「革命運動などを行うゲリラ組織」は「パルチザン」でした。ああ、恥ずかしい
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紡績工業は日本の近代化、工業化の一翼を担っていました。大阪でも貝塚市を中心に日紡(現ユニチカ)が
巨大な工場を建設し、かつては紡績業で大いに栄えた歴史があります
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明治時代以降、日本の産業構造は何度か大きな変革期を迎えてきました。
そして、労働人口が極端に減少し、それを補う人工知能の登場は新たな産業構造の大変化をもたらすでしょうね
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現在稼働している工場も、100年先には「産業遺産」に指定されるのでしょうか。
その頃には生きているはずもないので自分の目で確認は出来ませんな
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こちらの建物は「淡路ごちそう館御食国」として、飲食店や土産物店として利用されています。
赤レンガの美しい工場群が廃墟になること無く、新しい生命を与えられてよかったと心から思いました
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使用したカメラ:2,3,4,8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
恥ずかしながら今回まで、淡路島にこれだけ立派な赤レンガ建造物があることを知りませんでした。
身近なエリアでも、まだまだ知らないことが多いものです。
新しいものを知る時、見る時は本当に心がワクワクしますね。
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昔、洲本に鐘紡の工場があったのですね。
赤レンガの建物の上部にある丸い穴に、
大きい換気扇が付いていたと思います。
紡績工場や綿ネル工場の多くに、
換気扇を取り付ける丸い穴がありました。
何度も食を求めて行きましたが
古代から朝廷に貢いでいたんですね。
野菜から肉、海産物 食の宝庫ですね。
淡路島が比較的近いのが嬉しいです。
応援 p
横浜のレンガ造りより、見事な建物に見えます。
あった時代、その洲本駅前
の一等地?を占めていた鐘
紡。港にも近く、生産と販
路の一大拠点だったんです
ね。
淡路島にこのような立派な建造物が
あり、活用されてるのも知らなかったですわ
いい雰囲気ですね
ぽち!!
淡路島には釣りでよく行ったのに‥。
もちろんその頃はフェリーでした。
まだまだ知らない所がありますね。
赤レンガ建築があるんですね~。
毎年、淡路島には行ってるものの、
通過するだけなんです。
一度、じっくり見に行きたいな。
チューリップが、綺麗ですね♪
凸
見事なレンガ造りですね
壊すことなく活用されて良かったですね
とても良い雰囲気です
チューリップが可愛い!
応援ポチ!
レンガ造りの建物が見事ですね。
応援☆
ステキな建物です。
『職人』で良かった!
関西は繊維会社が多いですね。
私の勤めてた会社も、大阪に事務所があり
今は大阪本社って言うのかな?
滋賀に一番大きな事業場がありました。