溶かしこんだ、モールドをパカっと開くとこういう風になっている。この、ハンド坩堝を使うと、失敗が無くなって、ロスする時間が全くといっていい程、なくなったぜ。先の尖った口で、モールドに注ぎ込むのに、実にやり易い。普通の坩堝だと、結構な量がドバット、出て的確に注げなかったので、中の出来具合がイビツに出来上がる効率が実に高かったのである。
型から、剥ぎ取ったジグヘッドの上の余分の鉛をニッパーで取って、再び坩堝の中に入れて、熔かしておく。
全部、熔かして、ジグを作り終えたら今度はワームのズレ防止の返しをヘッドの丸い下から、ニッパーでカットして、取ってしまうと、インチワッキー用の、ジグヘッドが出来る。
どうだい、綺麗に出来たろう?。これなら、市販のセット物より、安くて、ロストしても惜しくないでしょ?。あっと、言う間に、30個余りのジグが出来た。
それでだ、ヘッドを黒く塗れば、↓、この通り!。こういう時は、筆を使って、塗るほうがいいよ。何せ、早い。ガン吹きすると、なかなか全面を塗れないし、塗料を思った以上に使ってしまう。どうせ、ボトムを叩いたり、ズルビキしたりして、暫く使っていると、擦れて、剥げてしまうし、根が掛かって、ロストするしね。後、注意する事は、ワームのズレ防止の返しを取っているので、取れた所も色を塗っておくことだ。鉛の熱で塗料が焼けて地が露出していますからね。
もし、アイの所が色で塞がっていたら、、ボドキンとか、ニードルを使って穴を開けておこう。いざ使う時になって、結構面倒ですからね。