コメント
 
 
 
草間彌生 (aosta)
2007-01-11 07:10:39
時々出向く松本市民芸術館に向かい合って立つ美術館の前庭に、大きな草間彌生のオブジェがあります。
白いドットが浮かぶ真っ赤なキノコを囲むように触手を思わせる、これまた原色の植物が立ち上がっています。目をつぶらない限り、この異様な作品から逃れるすべはありません。
 その色、フォルム、全てが私には苦手でした。
なんだか自分自身を侵食されてしまいそうな圧倒的な存在感が生理的に嫌でした。
でも、遠来の友人をどうしてもこの美術館に案内する必要が生じ、止む無く足を運んだ常設展で、あの「キノコのオブジェ」たは違う、繊細で唯一、静かに叫びだしそうな息使いを感じる作品達に出会いました。草間彌生という作家に対する見方はコペルニクス的に変わりました。好きかどうかはいまだにわかりませんが、
彼女の作品を見るとき心はざわめき、慰められいつまでもその波紋のような印象が広がっていくような・・・
不思議な人、作品です。
 
 
 
Unknown (一村雨)
2007-01-11 07:33:47
草間彌生の作品、見ていて、頭クラクラしませんか?
私だけなのかなぁ~
そうそう荒川修作の棺桶、本当に異臭が漂ってきそうでしたね。
コンクリートだけなら無機質でいいんだけれども、
表面の綿が、妙に生々しかったです。
篠原有司男の強烈な色彩にも頭クラクラしました。

新京成が千葉まで乗り入れて、出かけるのが楽に
なって嬉しいです。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2007-01-12 20:48:36
@aostaさん

こんばんは。コメントありがとうございます。

>白いドットが浮かぶ真っ赤なキノコを囲むように触手

独特ですよね。
私も確かに生理的嫌悪感とでもいうような、
不気味な印象を受けることがあります。
ただ最近はちょっと慣れて(?)来てしまったようです…。

>繊細で唯一、静かに叫びだしそうな息使いを感じる作品達

ドギツイ立体とはまた異なった、
とてもフラットな作品もありますよね。
最近のものはどれも素直に入り易いなと思います。
むしろ昔のドローイングなどに病的な要素を感じますね。


@一村雨さん

こんばんは。TBとコメントをありがとうございました。

>頭クラクラしませんか?私だけ

免疫が付いてしまったのかもしれません。

>表面の綿が、妙に生々しかった

そうですね。コンクリというともっと硬い感触をイメージさせますが、
荒川のは綿の効果なのか、
それがとても生々しく仕上がっていました。
私は草間よりもこちらの方にクラクラしてしまいます。

>新京成が千葉まで乗り入れて、出かけるのが楽

我が家からは千葉中央駅までちょうど一時間くらいです。
一体何駅あるのやら…。でも便利になりました!
 
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