はろるど

2006-06-15 02:55:02

「残念ながら一度も実演に接することが出来ませんでした」－皆さん同じような事を仰っています。それでも岩城さんの業績を皆が心から認めている。何も日本の現代音楽振興だけではないのです。若い世代では尾高さんだって沢山の初演をしてらっしゃる。

そして私のように晩年の活躍を知らなくても訃報に接して喪失感を覚えるのです。芸術の力なのか、芸術家のイメージなのか、恐らく前者のような気がします。他の遥かに馴染みのある日本人指揮者よりも音楽界における抜けた穴が大きく感じるのです。

リゲティに関しては改めて。

re.大きな穴 (はろるど)

2006-06-17 01:21:11

pfaelzerweinさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

＞他の遥かに馴染みのある日本人指揮者よりも音楽界における抜けた穴が大きく感じるのです。

芸術の力を含め、

指揮だけではないその活動全体が、

岩城さんの存在の大きさを示していたと思います。

また、エントリにも書きましたが、

私など一度も実演を聴いていません。

ですがこうして大きな方が亡くなられたと感じてしまう。

もちろん聴衆へ媚びていたわけではないでしょうが、

親しみ易い、一種の啓蒙者としての役割も大きかったのではないでしょうか。

その点ではほかの方にかえ難いような、

非常に大きな存在だったのかと思います。

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