コメント
 
 
 
空間の芸術 (meme)
2007-09-23 19:22:23
こんばんは。
はろるど様の記事を拝見し、05年の横浜美での「李禹煥展」を思い出しました。
彼の作品には何か言葉に上手くできない魅力があります。
無機的な作品であるにも関わらず、場を演出する力がすごい。
展示空間が狭いとその良さが存分に活かせないかもしれませんね。
あ~この個展見たかったです(そんなことばっかり書いてますね)。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2007-09-23 21:58:15
こんばんは。memeさんも横浜の大個展をご覧になられたのですね。
あれは本当に李の作品だけでなく、横浜美術館の心意気もかいたいような良い展覧会でした。何時行ってもガラガラでしたが、私にとっては忘れられない展示の一つであったと思います。

>展示空間が狭いとその良さが存分に活かせないかもしれませんね。

実は浜美の時も少し感じたので、もしかしたら李自身がそのような展示を望んでいるのかもしれません。
お庭に石を無造作に、言い換えればあえて整えないで置くという感覚でしょうか。

>無機的な作品であるにも関わらず、場を演出する力がすごい。

同感です。あれほどシンプルな素材を使いながら、場の雰囲気を一瞬にして変えてしまいますよね。余白の絵画も、見ていると何か吸い込まれてしまうような力を感じます。
 
 
 
Unknown (ogawama)
2007-09-23 23:02:20
えー、「dialogue」って点なのですか。
石を超シンプルに描いたものかと思っていました。
美しいグラデーションでした...。

ああ、ドローイングも素敵でしたね。
余白部分の紙の質感すら魅惑的でした。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2007-09-23 23:52:18
ogawamaさんこんばんは。

>石を超シンプルに描いたものかと思っていました。

そういう見方はありませんでした。さすが鋭いです…。
一応、「点より」始まった李の平面作品なので、あくまでも点の形態が変わったものかと理解しておりましたが、確かにそう仰られてみると「照応」シリーズ以降の点はそのようにも見えてきます。

次回出向く際は、点ではなく石だと見なしてまた楽しんでみますね。そうするとまたオブジェとの関連も変わってきそうです。
 
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