コメント
 
 
 
Unknown (マネ)
2010-07-02 03:10:45
こんばんは。村内美術館が「芍薬の花束」をオークションに出して手放してしまいました。１０億ちょっとで売れました。本当信じられません。美術館に収蔵するというと安く業者から買えるそうです。村内美術館は９６年、９７年あたりにマネやルノワールの素晴らしい傑作をあり得ないくらい安く（バブルの日本における塩漬け絵画を即金でお安く）入手したのはよかったのですがほんの数年で入手時の何倍もの価格でルノワールをオークションに出したんです。どう考えても美術館で展示しながら投資にしか使ってない印象でした。その時はエスティメートが高すぎて売れなかったんですが、ちょっと村内美術館のやってることがひどくて耐えられません。今回のマネとモダン・パリに１点を貸し出したのは立派ですが、芍薬の花束はオークションがあるから貸し出さなかったんですね。あるアメリカのコレクションの持ち主が美術館に収蔵されることを願って手放したモネなどのコレクションを村内美術館が入手したのを自慢げにコレクションカタログにまで掲載していたのにそれらのモネ、シスレー、ピサロ、ドガ、ボナール、シャガール、ワイエスなどのコレクションは跡型もなく美術館から消えてるんです。財政難でコレクションを手放すにもおかしな点がありやきもきしております。個人美術館ですから文句を言われる筋合いはないでしょうが道理的な責任はあります。マスプロ美術館は西洋絵画コレクションを堂々とｍａｓｐｒｏ　ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎと名前を出して一括で手放したのは男前でしたし村内は完全に伏せてました。川村記念美術館がロスコを手放すことを想像したらやはり個人蔵といえども公共に長く展示してる点から言って責任は重いと思います。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2010-07-05 19:53:36
＠マネさん

こんばんは。コメントのお返事が遅れてしまい申し訳ありませんでした。また詳細な情報をありがとうございます。

芍薬の件、事実だとすると本当に残念ですね。
以前、オークラのアートコレクションで見て以来、
あの作品はマネの花卉画で一番だと思っています。
もし見る機会が減ってしまうとしたら悲しいです。
 
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