フルート、アルト、ハープのトリオコンサート&X[iksa]コンテンポラリー

6月後半から7月前半にかけての私の中での2大コンサート、なんとか無事終わりました。

6月はとにかく忙しく、ヨーロッパ公演と島根でのいくつかの公演の後大阪に戻ってからはとにかく時間がいくらあっても足りず昨日のコンサートが終わるまではブログもお休みして身動きがとれない状態でした＞_＜

まずは神戸学院大学グリーンフェスティバルでのコンサート。

神戸学院大学の先生で作曲家の宇野文夫さんがドビュッシーと武満徹さんのフルートとアルトとハープのための2つの作品を中心にプログラムを組んでくださいました。

フルートはフランスを拠点にご活躍されている瀬尾和紀さん。随分前になりますが武満のトリオを共演させていただいたことがあり今回お願いしたところ快く引き受けてくださいました。

10代の頃からパリで学ばれ人生の半分以上をフランスで過ごしていらっしゃるだけありドビュッシー作品には相当なこだわりをお持ちで色々と勉強になりました。

700人収容の大きなホールに現代曲もいくつか含んだプログラムにも関わらず500人以上のお客様がお越しくださいました。



そして昨日は大阪の東梅田教会でX[iksa]コンテンポラリーのコンサートを開催しました。
先月は練習と本番をこなすだけで精一杯だったこともあり直前にしか告知できませんでしたが思っていたより沢山のお客様がお越しくださってとても嬉しかったです！

2年前に金沢大学で演奏した際に知り合ったアメリカ在住の作曲家Lei Liangの来日に合わせて企画したコンサートで彼のヴァイオリンのための作品を世界初演したほか、昨年X[iksa]で初演した鈴木陽子さんの「あめんぼ」、今年3月に金沢で初演した旭井翔一さんの「おはよう・おやすみエクスプレス」、細川俊夫さんとの共同作業でアレンジをした「弧のうた」などを演奏しました。

これまでオール現代曲のコンサートは東京で開催してきましたが、地元大阪の現代音楽界をもっと盛り上げていきたいという思いもあり、今後も大阪でコンテンポラリーシリーズを継続していきたいと思っています。

京響のリハーサルのあとお手伝いにかけつけてくれた衣里にも感謝♡♡♡

今回初めて使用させていただいた東梅田教会は響きもよくX[iksa]だけでなくファルファーレでもまた演奏したいと思います！


リハーサル中の辺見康孝さんと作曲家Lei Liang ↓



神戸学院大学グリーンフェスティバルとX[iksa]コンテンポラリーのコンサートにお越しくださった皆さま、関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。

次は京響の富山公演を挟んで3ヶ月ぶりのファルファーレ！

大阪北浜にある素敵なサロンでのコンサートです☆彡
関西の皆さまのご来場をお待ちしております！