舞台のセットは海賊船をイメージしてセットされ、緞帳(どんちょう)も海賊船の帆という素敵な仕掛けが施されています
オーケストラピットにいてもなんだかお船の中にいる気分。
まるでホール全体が船となって今にも動き出しそう!!
本番を間近に控えた舞台裏では歌手さんたちの発声練習やウォーミングアップする声、ドレスの着付けやメイクのチェックに余念がないスタッフさん・・とてもよい緊張感のなか、集中して作業に取り組んでいます
そしていつも楽しみにしているのがお衣裳。
生地・デザイン・縫製ともに、さすが本場イタリア人が手がけただけあり、ゴージャス!
オペラ初心者の方でも大丈夫!上演時間も1時間半ほどと短め。
ドキドキハラハラのストーリーの展開とそれぞれのシーンのキャラクターがはっきりしているヴェルディの音楽で、ぐんぐん引き込まれていきます!!
海賊というとヴァイキングやピーターパンのフック船長といった悪者ワルモノを想像していたのですが、このヴェルディの海賊さんたちは英雄ヒーロー。
今日はちょこっとストーリーをご紹介
主な登場人物
海賊の首領コッラード
コッラードの恋人メドーラ
トルコの太守セイド←ワルモノ!
セイドの寵愛を受ける女奴隷グルナーラ
ストーリー
エーゲ海に浮かぶとある島、海賊の首領コッラードは仲間を率いて危険な出帆を決意
ハープを爪弾きながらロマンツァを歌うコッラードの恋人メドーラ
長い金髪の美女メドーラがハープを奏でながら歌うどこか物悲しいロマンツァは必聴!
もちろんこのシーンでハープを弾いているのはえりで~す
コッラードから仲間とともにトルコに向け出帆することを知らされ、メドーラはもう生きて会うことは無いと嘆き悲しむ
一方トルコの太守セイドたちは宴を繰り広げている
そこへ回教徒に変装したコッラードが侵入
ハーレムで奴隷となる女達を助けようと勇敢に立ち向かうが、コッラードは敢え無く捕らわれ拷問を言い渡されてしまう
きらびやかなドレスを身にまとい、セイドの寵愛を受ける女奴隷グルナーラはその勇壮なコッラードに惹かれる
何とかしてコッラードの命を救いたいグルナーラ・・・
続きは劇場で!
若杉さんの総監督によるびわこオペラはとうとう今年で最後です
まだ若干チケットがあるようですのでぜひこの機会をお見逃しなく
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☆今日は何位かな?ありがとう
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