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武生国際音楽祭終了!

12日は武生国際音楽祭最終日、この夏一番忙しい一日でしたkirakira2

たかよは朝からリコーダーと笙のミニコンサートのため会場へハープとともに移動。
息つく間もなくゲネプロ→本番symbol7
 金井勇さんの作品を世界初演しました。
 笙とリコーダーとハープのための「凍れるイメージ」
 リコーダーは鈴木俊哉さん
 笙は宮田まゆみさん


えりは午後13時からの「新しい地平コンサート IV」で演奏する松宮圭太さんの作品の最終リハーサルを終え、会場へ移動。
ゲネプロはセッティング3分・音出し4分・撤収3分という分単位、秒刻み!

武生作曲賞の審査にかかわる演奏だったので、かなりのプレッシャーもありましたが
直前の細かい変更やリクエストをどこまで実現することができるか、自分への勝負!!
お陰で緊張している余裕もないくらい集中して挑むことができましたsymbol7
 
 フルートとハープのための作品「la glace s'etoile, s'enchaine」
フルートは福井のご出身でストラスブール在住の大久保彩子さん。


本番を終えて休む間もなく同じ会場でファイナルオーケストラコンサートのゲネプロ。
他の本番やリハーサルが重なっていたので、結局オーケストラのリハーサルには全部参加できなかったのですが、ようやくゲネプロで落ち着いて演奏することができました。

ゲネプロが終わったと思ったらすぐに開場、
審査員 細川俊夫さん、マルク・アンドレさん、伊藤弘之さん、望月京さんがステージに登場され、いよいよ作曲賞の発表!!!

trophy武生作曲賞の受賞者は松宮圭太さん!
 お名前が発表された時は自分のことのように嬉しくて感動してしまいましたsymbol1
難しかったけど、また再演したい♪本当に素晴らしい作品です。

trophy武生国際作曲賞はストラティス・ミナカキスさんが受賞されました。

そして、自らの命を一つ一つの音符に注ぎ込んだ作曲活動を讃えて
細川俊夫さんのお弟子さんである津堅泰久さんに
trophy特別賞が贈られました。

Vn辺見康孝さんとVc多井智紀さんによってオープニングコンサートで追悼演奏された
津堅泰久さんのUNRUHIGはとても感慨深かったのを思い起こしますhorori

いずれ100年、200年たてば作品は作品として芸術的価値が評価されるものになってゆくかもしれないけど、
作曲者の魂が込められた作品はやっぱり作曲者とは切り離しては考えられない!
作品はその人そのもの。

trophy授賞式に引き続き、ファイナル・オーケストラコンサート本番。
リューディガー・ボーンさんの指揮で、細川俊夫さんの作品が日本初演されました。
「チャント、チェロとオーケストラのための」
  チェロ独奏・ロハン・デ・サラムさん
(ハープはたかよ)

そして
マーラーのオーケストラ伴奏による4つの歌曲
1. ラインの伝説
2. 美しいトランペットが鳴り響くところ
3. 美のゆえに愛するなら
4. 私はこの世に捨てられて

 ソプラノ独唱は平松英子さん
(ハープはえり)

休憩をはさんでいよいよファルファーレ揃っての演奏。     
フォーレ:レクイエム 
 ソプラノ独唱: 半田美和子さん
 バリトン独唱: 青山貴さん

感動的なフィナーレで幕を閉じた音楽祭symbol7
慌ただしくも充実した時を過ごすことができて、本当にファルファーレは幸せ者です。

ご一緒させていただいた演奏家の皆さん、作曲家の皆さん、スタッフの皆さん、ご協力くださった皆さんへ心からお礼を申し上げます!
大変お世話になりありがとうございました!
コンサートに足を運んでくださったお客さま、ありがとうございました。

Vive la musique!
音楽バンザイ!



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