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華頂短期大学開学60周年記念式典

今日は華頂短期大学開学60周年記念式典で記念演奏会でした。




ハープとトランペットとヴィオラで色んな曲を演奏しました。

トランペットは稲垣路子さん
ヴィオラは多井千洋さん

お二人とも京響のメンバーで愛知県芸術大学のご出身。
先日台風で京響友の会のイベントが中止になってしまい
せっかく練習した作品を披露出来ないのは勿体無い...
ということで急遽お願いしてプログラムを組み直し、演奏させていただきました。


ジャン=ミシェル・ダマーズ:
鯉~「お魚」より(ハープソロ)
半音階のブーレ(トランペットとハープ)
アダージュ(トランペットとハープ)
幻影(ヴィオラとハープ)

ジャン=ベルナール・ボーシャン : 間奏曲(トランペットとハープ)

フォーレ: 夢の後に(ヴィオラとハープ)
モーリス・ラヴェル: ハバネラ (トランペットとヴィオラとハープ)

キャプレ: スペイン風ディヴェルティスモン(ハープソロ)
アンドレス: 短歌(ハープソロ)

いつも何度でも(ヴィオラと小型ハープ)
フランス民謡 : オーヴェルニュ地方のブーレ( 小型ハープソロ)

トマジ : ミレイユを称えて(トランペットとヴィオラとハープ)

アンコール
ラフマニノフ:ヴォカリーズ(トランペットとヴィオラとハープ)

ダマーズはどれも弾くのは難曲ですが聴き心地の良い作品ばかり。
日曜にもハバネラとトマジをトランペットとハープで演奏しましたが
今日はまた違ったアレンジでお届けしました。
トマジのオリジナルは笛と太鼓の為に書かれた作品。
ハープを叩いたりヴィオラを叩いたり、面白かったです!

お二人の豊かな音色と表現に終始うっとり♡
お陰でとっても素敵な本番となりました。

トランペットとヴィオラとハープの組み合わせ、珍しいですがとっても気に入りました!
またこの編成で出来たらいいなぁ。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

関係者の皆様、ありがとうございました。


以下11/1追記

今年亡くなられたフランスの作曲家ジャン=ミシェル・ダマーズへのオマージュ。
いずれも心地良いハーモニーと聴きやすいメロディーが特徴的ですが、
超絶技巧を要する難曲です。
鯉~「お魚」より(ハープソロ)
半音階のブーレ(トランペットとハープ)
アダージュ(トランペットとハープ)
幻影(ヴィオラとハープ)


ジャン=ベルナール・ボーシャン : 間奏曲(トランペットとハープ)
ダマーズ氏との交流が深かったボーシャン氏の作品は洗練された美しいハーモニーで夢の世界へ誘うようです。


フォーレ: 夢の後に(ヴィオラとハープ)
フォーレの歌曲の中でもっとも有名な歌曲集「3つの歌」op.7の第1曲、ロマン・ビュスィーヌによるイタリア詩からの訳詩による作品で、夢に現れた恋焦がれる女性の幻が描かれています。
人の声の音域と同じヴィオラで演奏いたしました。

モーリス・ラヴェル: ハバネラ 形式の小品(トランペットとヴィオラとハープ)
舞踏音楽をこよなく愛したフランスの作曲家・ラヴェル。母親がスペイン人の血をひいていたこともあり、スペイン風の作品を数多く手がけています。作曲当時流行していたハバネラは下降する半音階が妖艶な雰囲気を醸し出しています。


キャプレ: スペイン風ディヴェルティスモン(ハープソロ)
この曲はダマーズ氏のお母様、名ハーピストであるミシュリーヌ・カーンに捧げられた作品でダブルアクションペダルハープならではのペダル奏法が用いられています。


アンドレス: 短歌(ハープソロ)
フランスのハープ奏者兼作曲家。
ハープを叩いたり特殊奏法がふんだんに盛り込まれた作品です。


いつも何度でも(ヴィオラと小型ハープ)
オリジナルはライアーという楽器ですが、音色の似た小型ハープでお楽しみいただきました。


フランス民謡 : オーヴェルニュ地方のブーレ( 小型ハープソロ)
小型ハープの持つ素朴な音色でブーレをメドレーで演奏しました。


トマジ : ミレイユを称えて(トランペットとヴィオラとハープ)
太鼓を叩きながら笛をふいていた中世ヨーロッパの辻楽士に捧げられた作品。太鼓の代わりにハープやヴィオラを叩いたり、トランペットも様々な楽器を使い分けてヴァリエーション豊富な音色をお楽しみいただきました。


アンコール
ラフマニノフ:ヴォカリーズ(トランペットとヴィオラとハープ)
オリジナルは歌とピアノのために書かれた作品。
歌詞がなく母音で歌われる「ヴォカリーズ」トランペットやヴィオラ奏でる妖麗なメロディーとハープの伴奏によるアレンジをお届けしました。

コメント一覧

えり
馬耳西風さん
コメントありがとうございまツ!
最初はソロの予定だったのでツが
9月中旬に予定していた室内楽のコンサート(京響友の会のイベント)が台風で中止になってしまったので
急遽その際に演奏ツる予定だった曲を組み込みました。


ダマーズさんは残念ながら今年の4月、奇しくもファルファーレのセカンドアルバム発売日の21日にお亡くなりになりました。
姉がソロでダマーズさんの「シシリエンヌ ヴァリエ」という作品を収録していまツ。

トマジ、トランペットの稲垣さんも3種類使って演奏されたのでとても面白かったでツよ!

馬耳西風
羨ましいくらい充実したプログラム!
ダマーズさん、ずいぶん前ですが、ファルファーレのブログで初めて知りましたが、作品はまだ聴いたことがありません。なかなか機会がなく・・・  トマジさんの作品、なんか異種格闘技のような感じですね。来月トロンボーン協奏曲を聴く予定なのでどんな作風なのか楽しみになりました。
えり
ナックスさん
こんばんは。

ヴィオラの多井千洋さんも加わって、、、、。 
多井さん、ご兄弟
あの千葉で開催されたコンサートに出演されていました。

お兄さんはチェロ奏者、弟さんはヴィオラ奏者さんです。

pour

~のための
という意味です。
トランペットとハープのために書かれた作品であることをアピールしたくて
邦訳に「オリジナル」と表記させていただきました。

珍しい編成ですが、レパートリー開拓して行きたいです

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