毎年X[iksa]で出演させていただいているアザレアのまち音楽祭のオープニングコンサートで鳥取県の平井知事ごご挨拶などのセレモニーに続いてコンサートが開催されました
今年新たに発足したアザレア室内合奏団は辺見康孝さんが音楽監督およびコンサートマスターをつとめることになりました。山陰にゆかりのある奏者を中心に辺見さんが集めたメンバーにより構成されています。
今回のコンサートで取り上げたのはテレマン、アルビノーニ、ヴィヴァルディ、バッハとバロックの作品ばかり。
バロックのアンサンブルではチェンバロやバロックハープなどで通奏低音を担当しましたが今回のアンサンブルではグランドハープで通奏低音を引き受けることになりました。
通奏低音はベースの音符の上に音程の度数を表す数字がつけられており奏者がそのハーモニーの中で自由に伴奏を行います。
理論上は知っていたものの実際に通奏低音を演奏したことはなく4月初旬から少しずつ準備を始め、本番が続く中先月末からは大阪~島根の移動中も楽譜を広げ毎日睡眠時間を削り、まるで受験生のような日々でした
幸いにもポップスの演奏経験を沢山積んできたおかげで一段譜のコード弾きに慣れていることもありコードに置き換えると即興的に弾くことにはそれほど苦労はなかったのですが、全員がモダン楽器で演奏する中、音色をふくよかにするだけではなくある程度の存在感を示すためには音型や音域を色々と工夫する必要がありリハーサルが始まってからも日々試行錯誤でした。
今回が初の試みでまだまだ研究の余地がありますが次回より良い演奏ができるよう通奏低音の勉強を続けたいと思います。
それにしても今回始めてヴィヴァルディの四季全曲を演奏しましたが、驚くほど斬新で、こんなに名曲だったのかと恥ずかしながら初めて知りました
名曲だからこそ国も時代も超えてこうやって現代に残っているわけですが、これまで何度かコンサートで聴いても退屈でつまらない曲だとしか思っていなかったの自分の浅はかさを思い知りました(苦笑…
何事も深く向き合わないとわからないものですね
このアザレア室内合奏団、来年も既にコンサートの日程が決まっています。
来年はどんな曲ができるのかとても楽しみ
そしてオープニングコンサートが終わったとほっとしている間もなくアザレアのまち音楽祭のX[IKSA]のコンサートがちょうど1か月後に迫っています
アレンジの嵐でまた受験生になりそう
気合で乗り切ります
アルビノーニとテレマンのソリスト・鳥取県出身のトランペット奏者 尾崎浩之さん
ヴィヴァルディのソリスト・辺見康孝さん
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