2022年春シーズン、現行のシリーズ物で私が一番楽しみにしてる刑事ドラマ『警視庁・捜査一課長』のシーズン6がテレビ朝日系列・木曜夜8時「木曜ミステリー」枠でスタートしました。
なぜ私が楽しみにしてるのか、上画像のポスタービジュアルを観れば解って頂けるかと思います。とにかく普通じゃないんですよねw なぜ、猫が?
主人公=大岩純一捜査一課長(内藤剛志)が自宅で飼ってる愛猫=ビビも確かにレギュラーメンバーだけど、普通はこんなに大きく扱わないw
しかも「謎の大型新人がレギュラー入り!」なんて宣伝されてるもんだから、いったい誰が!?ってワクワクしてたら、その正体はこの御方でした。↓
刑事ドラマですよ?w 人を食ってるというか、まさに我れ我が道を行く俺ジナルな姿勢。だから好きなんです!
お馴染みのレギュラーメンバーは前述の大岩捜査一課長を筆頭に、小山田管理官(金田明夫)、平井主任(斉藤由貴)、奥野運転担当刑事(塙 宣之)、そしてこの人!
笹川刑事部長(本田博太郎)w 都内全ての警察官のトップに立つ警視庁捜査一課長の大岩さんが、常に最敬礼するほど偉い人なのに、この有様w
シリーズを重ねる毎に奇行がエスカレートし、いよいよ狂人の域に入って来ちゃいましたw
いや、笹川刑事部長だけじゃなく、あらゆる登場人物たちの言動、掛け合い、そして事件の内容に至るまでが、もはや「シュール」としか言いようない領域にまで達してる! ナンセンス・コメディー大好きな私でさえついて行くのがやっとですw
例えば、聞き込み先のオフィスにこんな上司がいても誰もツッコまない!
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お笑いにおけるツッコミって、言わばそのギャグの何が面白いかを創り手が解説してるようなもんで、裏を返せば我々観客から考える余地を奪ってる。確かにそうした方が不特定多数を笑わせ易いだろうけど、何も考えずに笑ってる我々はアホになってく一方です。
その点でこの番組は、どこが面白くてなぜそれが可笑しいのか、その判断を全て我々自身に委ねてくれてるワケです。それこそが理想的なコメディーの在り方だと私は思う。本来この番組はコメディーじゃなかった筈だけどw
だからこそ、同じ「刑事がただ突っ立って謎解きするだけ」の番組でも、『相棒』とか『刑事7人』とかよりよっぽど(私にとっては)面白い。真犯人だの裏切り者だのが誰であろうと心底どうでもいい! んなもん大真面目にやってどうすんねん?って話です。
そんなワケで、私はますますハマってます。けど、ちゃんとしたミステリーを期待する人にはオススメしません。この番組はもはや、そこに力を入れてないw
↑初回ゲストは、殺された個人投資家役の小手伸也さんと、自称 ITベンチャー社長役の平井亜門くん、レストラン店員役の石川翔鈴さん。
↑そして大岩捜査一課長の隠し子(?!)でタイムトラベラー(?!)役の新谷ゆづみさん。
↑その母親(の若い頃)役の比嘉梨乃さん。
ポートレートは石川翔鈴さん、新谷ゆづみさん、比嘉梨乃さんです。
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